• HOME
  • 記事
  • モータースポーツ
  • 「戦いたくてウズウズしていた」ハジャーの怪我で角田裕毅がオランダGPからレーシングブルズで電撃復帰…最大イタリア、スペイン、アゼルバイジャンまで計4戦参戦の可能性も
サーキットに帰ってきた角田裕毅は自然と笑みがこぼれた(Getty Images / Red Bull Content Pool)
サーキットに帰ってきた角田裕毅は自然と笑みがこぼれた(Getty Images / Red Bull Content Pool)

「戦いたくてウズウズしていた」ハジャーの怪我で角田裕毅がオランダGPからレーシングブルズで電撃復帰…最大イタリア、スペイン、アゼルバイジャンまで計4戦参戦の可能性も

 実際に復帰までに4週間を要した場合、その間にはオランダ、イタリア、スペイン、アゼルバイジャンGPの4戦が予定されている。インスタグラム上でハジャーへ「早い回復を祈る」とメッセージを送り、さらにハジャー本人から「楽しんでね、兄弟」と逆にエールをもらった角田は、存在と実力を証明する上で得たサプライズ復帰へ「間違いなく絶好の機会となる」と再び声を弾ませている。
「次のイタリアがどうなるのかはわからない。アイザックの回復次第だと思うし、僕自身は彼の早期回復を願っている。ただ、僕にとってはいろいろと話すよりも、マシンを運転して自分の実力を証明するほうがずっと良い。今の自分に何ができるのかはわかっているけど、実際に運転しないとそれを証明するのは常に難しい。その意味でも今がベストのタイミングだ。今回のチャンスを与えてくれたレッドブル、そしてレーシングブルズに感謝したい。この週末で自分の良いところを見せたい」
 来季のF1復帰を目指している角田だが、サマーブレイクが明けた段階で、各チームのシートは現状のラインナップ維持をベースとして埋まりつつある。今季はまだ優勝がなく、序盤戦でレッドブルのマシンだけでなくF1全体の在り方に不満を連発。今季限りでの退団や引退もあるとされた絶対的エースのマックス・フェルスタッペン(オランダ)も21日、レッドブルとの契約を2030年まで2年間延長したと発表された。
 それでもレッドブルはコンストラクターズランキングでメルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐ4位につけ、角田に代わって昇格したハジャーは入賞8回、ドライバーズランキングで8位と奮闘している。
レーシングブルズはレッドブルに次ぐ5位に浮上していて、昨季第3戦から角田と入れ替わる形で降格したローソンは入賞8回でドライバーズランキング9位、19歳の新人アービッド・リンドブラッドも入賞7回で同11位と好調を維持しているため、両チームでのF1復帰はまずなくなったと見ていいだろう。
となると以前から報じられるハースやアルピーヌが実力をアピールするターゲットとなるが、角田はあくまでも自然体を貫こうとしている。
「もちろん来季はF1でシートを得たいけど、それは僕のコントロール下ではないし、今は考えなくていい。とにかく僕はこの瞬間を待ち望んでいた。それだけだ」
 レーシングブルズ勢は7戦連続で入賞を継続するなど絶好調でオランダGPを迎える。不慣れなマシンを駆る角田はローソンやリンドブラッドとも比較される視線も浴びる中で、今日21日の日本時間19時半からフリー走行1回目(FP1)に、23時半からはスプリント予選(SQ)に出走する。

関連記事一覧