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オランダGPで電撃復帰した角田裕毅がスプリント予選で12番手の大健闘(Getty Images / Red Bull Content Pool)
オランダGPで電撃復帰した角田裕毅がスプリント予選で12番手の大健闘(Getty Images / Red Bull Content Pool)

「自分でも驚き。パフォに満足している」オランダGP電撃復帰の角田裕毅が“ぶっつけ本番”のスプリント予選でSQ2進出12番手の大健闘を自画自賛…「ガレージで2年も過ごしたくない」の覚悟

「最初の目的はまずマシンを学ぶこと。特に高速コーナーではかなり感覚が違う。加えてここのような伝統的なコースはランオフエリアの余裕もあまりないから、徐々にスピードを上げていく必要がある。さらに今季はほとんどのドライバーが、バランスやブレーキ性能、マシンから失われたダウンフォースの量にかなり苦労している。そこにも早く適応しなきゃいけないけど、そういったプロセスを僕自身は楽しんでいるよ」
 パドックでは左手首を服で覆い隠しているハジャーが戦況を見つめていた。
 英国の公共放送『BBC』によれば、ハジャーはサマーブレイク中に行ったボクシングのトレーニング中に、サンドバッグを叩いた際に手首を骨折したとされている。レッドブルは怪我をした部位や詳細、全治までの期間などを依然として公表していない。負傷した部位は左手首と見られる中で、英国のモータースポーツ専門メディア『CRASH.net』は最新情報としてハジャーの復帰時期を伝えた。
「ハジャーは軽度の骨折を負っていて、状態が良ければ9月4日開幕の次戦イタリアGPでの復帰を目指して治療を続けている。ハジャーは定期的にトレーニングの一部にボクシングを取り入れていて、今回もサンドバッグを叩いた翌朝に痛みを覚えて医師の診断を受けた。今回のオランダGP欠場は状態を悪化させて、さらにレースに出られなくなる状況を避けるための予防的な意味合いが込められている」
 最悪の場合、ハジャーはオランダを皮切りにイタリア、スペイン、アゼルバイジャンと4つのGPを欠場。その分だけ来季のF1復帰を目指す角田が、レーシングブルズへのスポット参戦を介して自身の実力を示す機会が増えると見られていた。
 角田自身は昨季序盤のチームメイトだったハジャーの早期回復を願い、SNSを通じてメッセージも届けている。オランダGPだけになるかもしれないF1への復帰へ、持っている力のすべてを注ぐ覚悟も固めている。一方で来季にF1グリッドを獲得できない状況を見すえて、同時進行で新たな動きも進めている。
 英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』は「角田はフルタイムのF1レーサーに復帰できない場合、来季のインディカー参戦を検討している」と伝えた。
「角田は来季もレッドブル及びレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーを務めるつもりはなく、別のF1チームや他のシリーズでのレースを強く望んでいる。最近では来季のシートが空く、ホンダ陣営のメイヤー・シャンク・レーシングでのインディカー参戦へ向けて交渉していると報じられたばかりだ」

 

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