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その去就に注目が集まっている大谷のFA争いからレンジャーズ、メッツ、レッドソックスの3球団が撤退?!(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
その去就に注目が集まっている大谷のFA争いからレンジャーズ、メッツ、レッドソックスの3球団が撤退?!(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

大谷翔平のFA争いから“世界一”レンジャーズ、メッツ、レッドソックスが撤退?!…米敏腕記者報道…移籍先候補は5球団に絞られ交渉はいよいよ最終段階へ

 その去就が注目されているフリーエージェント(FA)の大谷翔平(29)の争奪戦から今季のワールドシリーズを制したレンジャーズ、資金力のあるメッツ、名門のレッドソックスの3球団が撤退の方向であることが2日、明らかになった。スポーツ専門チャンネル「ESPN」の敏腕記者であるジェフ・パッサン記者が報じたもの。これで大谷の移籍先候補は、大本命のドジャースを筆頭にカブス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、そしてエンゼルス残留の5球団に絞られてきた。「交渉が最終段階に入ってきた」との報道もある。

 ドジャース、カブス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、エンゼルスに絞られる

 

 敏腕記者で知られるESPNのパッサン記者が衝撃の一報を伝えた。
 大谷のFAに関する最新情報として「ワールドシリーズ優勝チームのレンジャーズや、メッツ、レッドソックスは他の選手の獲得に焦点を向けた。これによって(大谷の移籍先候補は)ドジャース、カブス、ブルージェイズに所属チームのエンゼルスの4チームに絞られた。そしてジャイアンツもまだ可能性を残す」
 また同記者は、注目の契約の額について情報筋の話として「6億ドル(約881億円)にまで達する可能性があると聞いている」とも付け加えた。
 この記事を追いかける形で他メディアも3球団の撤退説を分析した。
 オフの情報に詳しい専門サイトの「MLBトレードルーマーズ」は、「この3チームは、当初は大谷を狙うグループにいたが、契約を結ぶチャンスについて悲観的になったように見える」との見解を伝えた。
 同サイトは、まずレンジャーズについて「レンジャーズによる大谷獲得争いからの表向きの撤退は、クリス・ヤングGMが昨日『過去2シーズンと同じだけの資金を費やすことは見込んでいない』と記者たちにコメントした内容と符号する」と分析した。大谷の獲得には、最低でも5億ドル(約734億円)が必要とされるため、このコメントは撤退宣言と受け取られてもおかしくはなかった。
 メッツについては、「オーナーのスティーブ・コーエン氏は、スポーツ界で最も富があり、最もアグレッシブなオーナーでもある。しかし、大谷がニューヨークのスポットライトの下でのプレーや、持ち前の狂乱的なメディアのある市場への対応を望むのかという問題は、長く疑問とされてきた。それでも、なおメッツが(そしてヤンキースも同じように大谷を)狙おうとしても驚きではないが、パッサン記者のリポートは、その尽力が及ばなかったことを示唆している」とし、「メッツの最優先の補強ターゲットは、オリックスからポスティングされた山本由伸である」と指摘した。
 またレッドソックスの撤退についても「2024年に向けては、ローテーションのトップを探している。肘の手術から回復を図る大谷は、その補強ポイントには適合しない」と説明。「もし彼らがローテーションの迅速な補強を目的にFA市場に臨んでいるのであれば、現在も残るトップクラスの先発投手(山本、ブレーク・スネル、ジョーダン・モンゴメリーら)の1人を狙うことになる。大谷も狙うのならば、かなり高額な(資金が必要な)オフシーズンとなってくるだろう」と否定的な論調を続け、パッサン記者の情報に信ぴょう性があることを裏付けた。
 またトロントを拠点とするカナダのスポーツメディア「スポーツネット」によると、大谷の交渉は最終段階に入っており、今週末にも面会が実現するという。
「各球団の幹部たちが大谷を尊重して一様に獲得争いについて沈黙しているが、一方で、この動向を知る市場の他の複数情報筋は、少数の球団が、交渉の最終段階に入り、この29歳(の大谷)とCAAスポーツの代表者たちとロサンゼルスで今週末に面会すると見られると明かした」
 また同局は、現状の争奪戦の内情をこう記事にした。

 

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