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10月25日にキルギスで対戦する亀田京之介(右)とカシメロ(左)が会見。亀田はなんといとこの亀田和毅との対戦を熱望した。亀田興毅氏(中)も驚きだろう
10月25日にキルギスで対戦する亀田京之介(右)とカシメロ(左)が会見。亀田はなんといとこの亀田和毅との対戦を熱望した。亀田興毅氏(中)も驚きだろう

本気?亀田家で喧嘩?亀田京之介が「カシメロの次は(亀田)和毅とやりたい」と“禁断”の元同門のいとこ対決を熱望!「世界へ行くために…自信がある」

 プロボクシングイベントの「SAIKOU×LUSH」の亀田興毅ファウンダー(38)は19日、都内で会見を開き、10月25日にキルギスのビシュケク・アリーナで元3階級制覇王者のジョンリエル・カシメロ(36、フィリピン)と亀田京之介(26、MR)が58キロ契約のノンタイトル10回戦で対戦することを発表した。京之介は今年2月の元2階級制覇王者、ルイス・ネリ(30、メキシコ)戦、7月のアラン・ピカソ(25、メキシコ)戦に続くビッグネームとの対戦となるが、RONSPOの独占インタビューに応じて「カシメロの次は(亀田)和毅とやりたい」と爆弾発言を行った。元2階級制覇王者で現在IBF世界フェザー級9位、WBC同13位の亀田和毅(34、TMK)は、京之介のいとこで、元同門だが「世界へいくため」に禁断の対戦を熱望した。京之介の発言は波紋を広げそうだ。なおカシメロー京之介戦はABEMAで独占無料ライブ配信される。

 10月25日にキルギスで問題児カシメロと対戦

 

 一体、亀田家に何が起きているのか。
 ABEMAのスタジオでのカシメロ戦の記者会見を終えた京之介が、控室でRONSPOの独占インタビューに応じて、驚愕の発言を行った。
「カシメロの次にはネリもしくは和毅とやりたい」
 一瞬、耳を疑った。
 京之介は年上の和毅と幼い頃から一緒に遊び共にボクサーとして汗を流した。京之介の父親と、和毅の父でトレーナーの亀田史郎氏が兄弟。2人は仲のいい、いとこで8月までは、実質、和毅がオーナーであるTMKジムに所属していた。
「いとこで試合をしてもいいんですよね?」
 そうも言った。
 5月に和毅がIBF世界フェザー級王者のアンジェロ・レオ(米国)に挑戦して0-2判定で惜しくも敗れた際にも京之介はリングサイドからサポートしていた。
 京之介は、昨年5月にハラダジムからTMKに移籍し、この2月にスーパーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥(大橋)に敗れたネリの再起戦の相手に指名されて7回TKO負け、7月には、井上が12月27日にサウジアラビアで対戦するピカソを相手に大善戦しながらも0-2判定で敗れたが、いずれもメキシコに人脈のある和毅のバックアップで実現したもの。
 それがなぜ?
「これまでは同じジムで、でけへんかったけど、同じ階級やし敵みたいなもの。和毅は、今世界で何位かな?和毅に勝てば世界ランクに入ってくるやないですか。これはこれでおもしろいじゃないですか。オレはやりたい」
 現在、和毅はフェザー級でIBF9位、WBC13位。勝てば、まだ地域タイトルの獲得経験もない京之介が世界ランカー入りする可能性はあるだろう。
「来年中には世界戦にいきたいんですよね。和毅を倒して世界ランキングに入って、アンジェロ・レオに挑みたい」
 和毅を踏み台に、その和毅が勝てなかったIBF世界フェザー級王者のレオに挑むという構想を明かした。
 それはそれで理解できるが、いとこ対決など前代未聞のタブーだ。
 京之介は今年9月に突然TMKを離脱して小学校時代に通っていたMRへ移籍した。喧嘩でもしたのか。あるいはそれも和毅戦を実現するためだったのか。
 京之介は、こちらの問いかけを「それは一切ない」と否定した。
「移籍は強くなるため。TMKにいたら和毅へも含めて甘えが出る。MRへは初心に返る気持ちで移籍した。あそこにおったら成長でけへんからな」
 そしてこう続けた。
「オレも来月で27歳。ボクシング人生は30歳までと決めている。できるなら、もっとやるけど、何があるかわからない。怪我もそう。次のカシメロ戦でボクシングができなくなるかもしれない。だから急いでいる。焦っている気持ちもある」
 7月の米国ラスベガスでのピカソ戦に敗れた後に「ここで負けているようじゃ世界なんか取られへんと病んだ」という。落ち込み、引退さえ頭にちらついた。
 だが、1週間もしたら「まだまだやりつづけたる。オレはオレのままで、ありのままの自分を見せていこう」と気持ちは切り替わった。

 

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