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ソフトバンクがドラフト1位指名したスタンフォード大の佐々木麟太郎の決断は?(写真・アフロ)
ソフトバンクがドラフト1位指名したスタンフォード大の佐々木麟太郎の決断は?(写真・アフロ)

「佐々木麟太郎はソフトバンクを経由せずにメジャーへ行くべきだ」球界重鎮がただ一人入団未定のドラフト1位の怪物スラッガーの進路に過激提言!

 昨年10月のドラフト会議で指名された支配下73人のうち入団が確定していないのはソフトバンクが1位指名した佐々木麟太郎(20)ただ一人だ。スタンフォード大に所属している佐々木の去就が決まるのは7月のメジャードラフト以降になる見通しだが、巨人OBでヤクルト、西武で監督を務め、ロッテでは日本で第1号となるGM職も経験した広岡達朗氏(93)が「もし佐々木がメジャードラフトにかかるならソフトバンクを経由せずにメジャーへ行くべきだ」と過激な提言をした。

 過去にメジャードラフトにかかった日本人は5人

 異例の年越しと言っていい。
 ソフトバンクが1位指名した佐々木の去就は今なお決まっていない。
もちろんソフトバンクも長期戦は織り込みずみ。スタンフォード大に在籍している佐々木は、今年7月のメジャードラフトの結果を待って去就を決断する方向で、ドラフト指名後に米国の現地を表敬訪問した城島健司CBOも「彼が来シーズン評価が上がってメジャーに行くということになっても、我々は彼の意思を尊重したい。どこにいっても彼が大活躍してくれるというのが僕ら球団の望み。うちに縁があってうちでやってくれれば一番いい」とコメントしていた。これが球団の方針なのだろう。
 その状況の中でロッテ時代に日本で第1号となるGMを務め、ボビー・バレンタイン氏を監督に招聘するなど、米国事情にも詳しい広岡氏は、「もし佐々木がメジャードラフトにかかるのなら、ソフトバンクを経由せずにメジャーへ行くべきだ」と提言した。
「そもそもスタンフォード大を選択した時点でアメリカでのプレーを希望しているということだろう。向こうで通用すれば日本に帰ってこないよ。映像で少し見ただけだが、体つきもバッティングもメジャー流になっている。もしソフトバンクに入っても日本野球に適応するには一苦労する。メジャードラフトにかかるのなら、ソフトバンクを経由する必要はないだろう。よほどの好条件が揃わないとソフトバンクを選択することはないのではないか」
 佐々木は花巻東高時代に通算140本塁打を放ち、2023年のドラフト1位候補だったが、プロ志望届を出さず、将来のメジャー挑戦を視野に入れながらも、文武両道を目的にスタンフォード大への進学を選択した。 
 昨年は1年目からレギュラーを奪い、52試合に出場し、打率.269、7本塁打、41打点をマークした。守備位置が一塁、あるいはDHに限られるが、ドラフトでは将来の4番候補として、横浜DeNAとソフトバンクの2球団が指名してソフトバンクがクジを引き当てた。
 ただ2月中旬に開幕するスタンフォード大での2シーズン目は6月まであり、佐々木はその間は、同大学でプレーする意向を固めており、前述のように7月のメジャードラフトの結果を待ってから決断する意向をソフトバンク側に伝えて了承されている。
 佐々木はメジャーの評価とソフトバンクの評価を天秤にかけるつもりなのかもしれないが、広岡氏は、「メジャーのドラフトは目安の契約金額やチームごとのボーナスプール金などが決まっていて1巡目であれば契約金は10億を超えるけど、上位指名でなければ契約金もたいしたことはない。金額や順位ではなく厳しいマイナーから這い上がる道を選ぶのか、お客様扱いの日本を選ぶのか。私は前者を勧める」という。

 

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