「阪神は甘い。ゴネ得、ワガママを許しちゃいかん」阪神の佐藤輝明のキャンプイン直前の総額5億円更改とポスティングによるメジャー挑戦要求に93歳の球界大御所が喝!
阪神の佐藤輝明(26)がキャンプインを目前に契約更改を行った。スポーツ各紙の報道によると1月30日に更改が終わっており、推定年俸は1億5000万円から3億円アップ。年俸が長引いた理由は年俸アップと今オフのポステイングによるメジャー挑戦についての交渉だったと見られる。巨人OBでヤクルト、西武で監督として日本一となり、ロッテで日本初のGMも務めた広岡達朗氏(93)は「阪神は甘い。メジャー移籍を容認したかどうか知らんが、ゴネ得、ワガママを許しちゃいかん」と厳しい見解を示した。
ポスティングの確約は取れていないか?
未更改のまま自費キャンプ突入という最悪の事態は回避した。
12球団でただ一人契約を更改していなかったサトテルが1月30日に更改を終えていたことが明らかになり、キャンプ地の沖縄に入った後に記者会見を行った。
スポーツ各紙の報道によると契約は単年で、推定年俸は1億5000万円から3億円アップの4億5000万円。そこにプラスして5000万円の出来高払いが加わる総額5億円の大型契約。今オフには近本光司がFAを行使せずに5年総額25億円の大型契約を結んだが、チーム内でその近本に次ぐナンバー2の高給取りになった。
阪神では2007年に金本知憲が前年の2億6000万円から2億9000万円アップの5億5000万円で契約を更改しているが、その額を超える球団最高昇給額となった。
佐藤は昨季、打率.277、40本塁打、102打点のキャリアハイの成績で、本塁打&打点タイトルを獲得してチームのリーグ優勝に貢献した。OPS.924、83得点、34二塁打もリーグトップ。当初、1億5000万円アップの「倍額」が予想されていたが、代理人を立てた粘り強い交渉の成果なのか、倍額どころか、3倍アップを勝ち取った。
ただ交渉の中での争点とされた今オフのポスティングによるメジャー挑戦の確約については、どう決着がついたかは不明。ただ単年契約だったためその可能性は残し、スポーツ各紙の報道によると、「これからも話し合っていく」と佐藤は説明したという。
できるだけ好条件の契約を勝ち取ることは、個人事業主である選手の権利であり、その唯一の交渉の場である契約更改で、納得いくまで粘るのは当然だろう。まして佐藤は今回代理人を入れている。それは代理人の仕事でもある。ギリギリとはいえ、キャンプイン前に片付いたのだから、チームへの悪影響もさほどない。
だが、球界大御所の広岡氏は、今回の佐藤の契約更改の経緯と最終的な決着に対して厳しい見解を示した。
「自分のことしか考えていないんじゃないか。4番を打つことや、中心打者として、チームを引っ張ろうという責任感がまったく感じられない。報道で見る限り、ここまでのプロセスも結論もゴネ得にしか見えなかった。また球団も球団だ。メジャーに比べると可愛いものとはいえ日本の球団の財政規模を考えると、上げすぎだし、甘い。たかだか1年結果を残しただけじゃないか。もっと強気でいい。ワガママを許しちゃいかん」

