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「WBCの投手は前大会より大谷を含め2人減の14人で大丈夫か?」“ラストサムライ”がレッドソックス吉田正尚に決定も残った2つの懸念…外野で中堅本職は周東佑京だけで守備力に?

 3月5日に開幕するWBCに出場する侍ジャパンの残り1枠はレッドソックスの吉田正尚外野手(32)に決定した。吉田は前大会に続く選出で背番号は「34」。超攻撃的メンバーが揃い、メジャー組は過去最多の9人となった。だが一方でドジャースの大谷翔平(31)がDHに専念する予定で、投手陣は世界一となった2023年の前大会より大谷を含めて2人減の14人となり、加えてセンターを本職とするのがソフトバンクの周東佑京(29)だけで外野の守備力にも懸念を残した。

 「最高の瞬間を分かち合えるよう、覚悟を持って」

 予想通りの決着だった。
 レッドソックスとの調整待ちだった吉田にOKが出て「ラストサムライ」が、9人目のメジャーリーガーに決まり、侍ジャパンのロースター30人が出揃った。
 侍ジャパンの公式サイトには、吉田の「この度、日本代表に選出いただき、心から光栄に思います。この最高のチーム、そして最高のスタッフ・選手と共に戦える喜びをしっかりと噛み締め、侍ジャパンの勝利のために自分の役割を全うしたいと思います。再び皆さんと最高の瞬間を分かち合えるよう、覚悟を持って戦ってきます」との決意表明が掲載された。
 吉田は2023年の前大会では準決勝のメキシコ戦で起死回生の同点3ランを放つなど、大会記録の13打点をマークした。
 その年からレッドソックスに移籍。2024年10月に右肩の手術を受けた影響で、昨季は55試合、打率.266、4本塁打に留まったが、コンディションは万全に整っている。
 吉田の選出で、最強打線が出来上がったが、一方でドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「ショウヘイはWBCで投げない」と明言し、大谷のDH専念が濃厚となり、投手陣は14人となった。
 前大会は大谷を含めて16人だったから2人減だ。
 スポーツライターの駒沢悟氏の取材によると、巨人OBで、ヤクルト、西武監督として日本一を手にし、ロッテでは日本球界初のGMも務めた広岡達朗氏は、吉田の選出について反対だったという。
「大谷が投げないことは予想できた。2度も手術している大谷に1000億円もかけているドジャースが制限をかけるのは当たり前。そうなると、一人でも多く投手を入れておくべき。短期決戦で重要なのはピッチャーだよ。吉田?守れるなら別だが、DHは大谷だし、野手は外野を含めてもう揃っているじゃないか」

 

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