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韓米英の世界のメディアが開幕戦の大谷翔平を応援する妻の田中真美子さんに注目(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
韓米英の世界のメディアが開幕戦の大谷翔平を応援する妻の田中真美子さんに注目(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「妻の田中真美子さんは大谷翔平と一緒にプレーしているようだった」…韓米英メディアはド軍のソウル開幕戦勝利を一般席から健気に微笑ましく応援した“新妻”に注目

 メジャーリーグの開幕戦が20日、韓国ソウルの高尺スカイドームで行われ、ドジャースがパドレスに5-2で逆転勝利。「2番・DH」でフル出場した大谷翔平(29)は2安打1打点1盗塁の活躍でド軍デビューを飾ったが、日本のメディアだけでなく世界のメディアが注目したのは、観客席で健気に応援していた妻の田中真美子さん(27)の姿だった。

 NHKは「現地製作の国際映像で放送しています」と繰り返し釈明

 韓国で史上初めて開催されたメジャー開幕戦の話題は、大谷一色だった。
 韓国メディアのタイトルも、のきなみ大谷、大谷、大谷…である。
「やっぱり大谷」開幕戦で2安打(東亜日報)
「“野球の天才”大谷が開幕戦でマルチ安打&盗塁」(韓国The Daily)
「ロバーツ監督が『7億ドルの男』と称賛。『大谷は才能のある選手』と影響を認める」(Sports Trends)
 3回二死走者なしで迎えた第2打席でパドレスの先発ダルビッシュ有から移籍初ヒットとなるライト前ヒットを放ち、次打者の初球に盗塁を決めた。5回無死一塁で逆方向に放ったヒット性のあたりは、惜しくもショートの位置まで移動していた三塁手のウェードにダイビングキャッチで止められたが、逆転に成功した8回一死一、二塁からは、レフト前にタイムリーヒットを落とし「7億ドル(約1057億円)の男」に恥じない結果を残して開幕勝利に貢献した。
 だが、世界の注目は観客席にあった。ESPNが全米に生中継した国際映像が、度々、ドジャースの背番号「17」のユニホームと帽子をかぶってVIP席ではなく一般席から応援する大谷の新妻、田中真美子さんの姿を映したのだ。
 公平が前提のNHKのアナウンサーは、真美子さんの姿がカメラに抜かれる度に、「現地製作の国際映像で放送しています」と繰り返して釈明したが、“世界”が真美子さんに注目しているのだから仕方がない。
 韓国メディアも真美子さんの微笑ましい応援風景を記事にした。
 Xスポーツニュースは「妻も一緒に笑ってくれました。大谷が『2安打1打点』でドジャースデビュー+歓喜のセレブレーション」との見出しを取り、真美子さんの応援風景の写真を2枚掲載して、こう伝えた。
「この日の大谷の姿を妻の田中真美子さんも見守った。大谷の移籍初安打(3回のライト前)は、結婚発表後の初安打でもあった。大谷選手と一緒に入国した妻の田中さんは、大谷選手の初安打の瞬間に満面の笑みを浮かべて喜んだ。(エキシビションに続き)一般席に座って試合を観戦した田中さんは、大谷が安打を打つと隣に座っていた家族(大谷の両親)、(水原一平)通訳(の妻)と一緒に拍手とハイタッチをして喜びを隠さなかった」
 真美子さんは、3回の初ヒットの瞬間は、隣に座っていた義母らとハイタッチ。8回のタイムリーでは、両手を上げて万歳をしていた。
 同メディアは、「大谷は、結婚発表後、妻の姿と情報を極秘にしていたが、15日に韓国に入国する際に妻の姿をSNSを通じて公開して大きな話題を集めた。(韓国に到着した仁川空港では)田中さんは、大谷の後ろを足早に追いかけバスに乗り込んだ。頭を下げたり髪を撫でる以外は静かに夫と同行した。日本のメディアは大谷夫妻の一挙手一投足を追いかけて伝えた」との説明を加えた。

 

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