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レッドブルに緊急昇格した角田裕毅への評価が揺れる(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルに緊急昇格した角田裕毅への評価が揺れる(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「レッドブルにはもう一人のフェルスタッペンが必要だ」3戦を終えて入賞1度の角田裕毅に元F1メカニックが厳しい評価…代表がメルセデスのラッセルに“極秘接触”との情報も

 同氏は、こう厳しい意見を展開させた。
「彼らにはもうひとりのマックスフェルスタッペンが必要だ。ただ言うのは簡単だが、実行するのは難しい」
 次の人選は難しいが、角田が今後、結果を残せなければ、さらなる交代の危険性があることを暗に示唆した。
 ドライバーズ選手権での5連覇を狙っているフェルスタッペンが現在、トップのマクラーレンのオスカー・ピアストリと12ポイント差をつけられての3位。そしてコンストラクターズ選手権でもレッドブルは、トップのマクラーレンに99ポイント差の3位に甘んじている。まだ全24レース中5レースが終わったばかりだが、角田が今後順位を上げてポイントを稼いでいかなければ、またレッドブルが“強権”を発動する可能性もゼロとは言えないだろう。
 その中で専門サイト「THE RACE」がレッドブルの代表であるクリスチャン・ホーナー氏が、メルセデスのエース、ジョージ・ラッセルと非公式に接触を交わしたという気になる情報を伝えた。
 フェルスタッペンも、ラッセルも今シーズンを限りに所属チームとの契約が切れる。同サイトは「興味深いシナリオのひとつとして、レッドブルがフェルスタッペンを失うリスクを先取りして、ラッセルをメルセデスから引き離すために早期に入札しようとすることかもしれません」とした上で、こう報じた。
「情報筋によると、ラッセルとレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ここ数週間で非公式な会話を交わしており、レース契約についての全面的な話し合いに至らなくても、お互いの状況を認識しているという」
 2026年以降の話だが、フェルスタッペンがチームを去った場合の代役、あるいは、フェルスタッペンがレッドブルに残留した場合も、角田に代わる新しいパートナーとしてラッセルに接触しているとも考えられる。いずれにしろ角田は結果を出すしかない。次戦のマイアミGPは5月3日に開幕する。

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