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“第二の故郷”エミリア・ロマーニャGPに向けて角田裕毅が意気込みを明かす(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
“第二の故郷”エミリア・ロマーニャGPに向けて角田裕毅が意気込みを明かす(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「まだ5戦目だよ」レッドブル角田裕毅が今日“第2の故郷”で開幕するエミリア・ロマーニャGPを前に“批判の声”へ反論…「フェルスタッペンに少しでも近づきたい」との意気込みも

 

 マイアミGP決勝では、予選でポールポジションを獲得したフェルスタッペンが4位でフィニッシュ。3連勝で今季4勝目をあげたオスカー・ピアストリ(24、豪州)と開幕戦の豪州GPを制したランド・ノリス(25、英国)のマクラーレン勢だけでなく、メルセデスのジョージ・ラッセル(27、英国)にも抜かれた。
 ドライバーランキングでピアストリとノリスが1、2位を占め、チームランキングでも独走するマクラーレンだけでなく、メルセデスの後塵を拝している状況を問題視したレッドブルは、エミリア・ロマーニャGPからマシンをアップデートする。
 具体的には空力的な微調整を行いながらコーナーリング中のマシンバランスと、全体的なドライバビリティー(車両の運転のしやすさ)を向上させる。マクラーレン勢との差を認める角田は、こんな言葉もつけ加えている。
「イモラではマシンへのアップデートが投入される予定なので、ポジティブな変化が見られるはずです。マイアミGPを終えて、マシンをよりいい状態に仕上げるために、まだまだ課題があると感じていました。もっとバランスの取れたマシンが必要ですし、そのなかで自分自身、さらに上位を目指すことが求められているのも理解しています」
 エミリア・ロマーニャGPはレッドブルが臨む節目の通算400戦目のレースであり、角田自身も昨年は予選で7番グリッドを獲得。スタートで出遅れた決勝こそ10位だったものの、相性がいいコースなのは間違いない。角田もこう語った。
「今週末はチームにとっても、僕にとっても特別なものになります。楽しみにしています」
 エミリア・ロマーニャGPは16日のフリー走行1回目と2回目で開幕し、17日にフリー走行3回目と公式予選を実施。1周4.909kmのコースを63周する決勝は、日本時間の18日、22時に行われる。

 

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