• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 「決断力すげーよ」楽天の三木谷会長が約8億6500万円“未払い金”を肩代わりでバルセロナが急転来日へ…SNSは神戸最高トップへの賞賛とHPから複数Jクラブ名を削除のヤスダグループへの批判
楽天の三木谷会長が中止に追い込まれそうだった神戸vsバルセロナの親善試合の窮地を救う(資料写真・つのだよしお/アフロ)
楽天の三木谷会長が中止に追い込まれそうだった神戸vsバルセロナの親善試合の窮地を救う(資料写真・つのだよしお/アフロ)

「決断力すげーよ」楽天の三木谷会長が約8億6500万円“未払い金”を肩代わりでバルセロナが急転来日へ…SNSは神戸最高トップへの賞賛とHPから複数Jクラブ名を削除のヤスダグループへの批判

 同社の公式HPは更新がなく、バルセロナ戦の中止が一旦発表されてからも、試合当日のスタジアムグッズショップ情報が告知されたままだった。唯一、設定されている問い合わせ窓口へ、D-Drive社の声明に対する見解や今後の対応などを問うメールを送っても、日付が変わった段階でも返答は届いていない。
 公式HPによれば、同社は2023年10月に資本金1000万円で設立された。ミッションとして「海外サッカークラブとの親善試合やサッカースクールなどを通し、子供が夢を持つきっかけを創出する」を謳っている。
 昨シーズンまでは日本代表MF久保建英(24)が所属するレアル・ソシエダのメインスポンサーを務め、ユニフォームの胸には「YASUDA」のロゴが掲出されていた。今月4日には5年間のパートナーシップ契約を締結したと新たに発表しているが、なぜか2025-26シーズンに臨むソシエダのユニフォームから胸のロゴマークは消えている。
 また24日夜までにこれまでは公式HPに主要取引先として明記されていた東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、清水エスパルス、ヴィッセル神戸といったJクラブ名がすべて削除された。
バルセロナ戦を巡る今回のドタバタ劇を受けて、X(旧ツイッター)上では、窮地を救った三木谷氏への称賛とヤスダグループを非難する投稿が飛び交う事態となっている。
「三木谷さんの決断力すげーよ、やっぱり」
「神戸のオーナーが三木谷さんで良かったなってつくづく思うよね」
「楽天ほどの企業が社内手続きをこの短期間で(おそらく)出来るのは凄いね」
「三木谷さんの株があがり、ヤスダグループのイメージが鬼悪くなる結果に」
「ヤスダグループは金輪際サッカーは勿論、スポーツ全般に関わらないでくれ」
「あとはヤスダグループの後始末だけ。三木谷さんにきっちり落とし前つけてもらおう」
 ヤスダグループはソシエダ、日本代表MF伊東純也(32)らが所属する仏リーグドゥのスタッド・ランスが今夏に開催する日本ツアーをともに主催している。今日25日にはソシエダとJ1の横浜FCとの国際親善試合がニッパツ三ツ沢球技場で行われるが、現時点では予定通り開催される運びとなっている。

関連記事一覧