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今日からオランダGP…角田裕毅がレッドブルと残留条件で合意(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
今日からオランダGP…角田裕毅がレッドブルと残留条件で合意(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「裏で何を考えているかわからないが」角田裕毅が来季レッドブル残留を期限を区切った残りレースで決めることで合意…「彼らはフェルスタッペンとの差がマシンの違いだと認識していなかった」

 “サマーブレイク”を経ていよいよ今日29日のオランダGPからF1が再開する。不振を脱却できていないレッドブルの角田裕毅(25)は来季残留について期限を区切って残りレースで決めることでチームと合意したことを明かした。英専門メディア「ザレース」など複数のメディアが伝えたもの。ただ残留に反対しているとされるチームのモータースポーツアドバイバーで重鎮のヘルムート・マルコ氏(82)に対して「裏で何を考えているかわからない」と不信を漏らし、マルコ氏が、エースのマックス・フェルスタッペン(27)と角田の差を「マシンパッケージの違いによるものだと認識していなかった」とも告白した。

 ハンガリーGPで示したポテンシャルで残留への猶予が

 まだ残留の可能性はある。角田にとってオランダGPは来季の去就が決まる正念場のレースだ。
 F1公式サイトによると、レース前恒例のメディア対応で角田は「サマーブレイク期間中に残りのレースで何を成し遂げなければならないのかが明確になった。ポイントを取ること。それが一番大事です。それだけです」と決意を口にしたという。
 英専門メディア「ザレース」によると、角田は、サマーブレイク中にマルコ氏、新代表のローラン・メキース氏と、来季の去就についての協議の場を持ち、ある条件で合意に達したことを明かした。
「どのくらいの期間で良いパフォーマンスを見せるか。その上で来年どんな契約にするかを決めるという点でお互い合意しました」
 オランダGPから再開する今季のF1は残り10レース。それがどこかは明らかにしなかったが、何戦かの期限を区切って、そこまでのレース内容と結果で、来季も角田を契約延長して残留させるのか、契約満了で退団となるのかを決定することで合意したというのだ。
 角田は4月の日本GPでレッドブルに昇格して以来、ここまで12戦を終えたが、最高位は、第4戦のバーレーンGPの9位で獲得ポイントは「7」に留まり、モナコGP以降は、7戦連続で入賞及び獲得ポイントがなく、オーストリアGP、英国GPでは完走車中で最下位に沈んだ。
 シーズン途中の電撃解雇、今季限りでの退団などの情報が錯綜。来季は角田に代わってレーシングブルズの新人のアイザック・ハジャーの昇格が噂され、また先日は米専門メディア「インディスター」が、インディ500王者のアレックス・パロウにレッドブルが触手を伸ばしたことなどを報じた。

 その中で残り10レースのどこかで期限を区切って来季の去就を決定することが明確に明らかにされた。
 まだ残留の目が残された理由は、ベルギーGP、ハンガリーGPで復調の兆しが見えたこと。手応えを感じている角田は衝撃的な内幕を明かした。
「夏休み前の最後の2レースは少し助けになりました。おそらく彼ら、特にヘルムート(マルコ)は、僕とマックス(フェルスタッペン)の差がマシンパッケージの違いによるものだとあまり認識していなかったんです。新しいパッケージが、僕のマシンに投入された途端にペースは一気に改善しました。ハンガリーでは練習走行からマックスとの差がとても小さく、それで『もしかしたら自分にはポテンシャルがあるのでは』と示せたんです」

 

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