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今日からオランダGP…角田裕毅がレッドブルと残留条件で合意(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
今日からオランダGP…角田裕毅がレッドブルと残留条件で合意(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「裏で何を考えているかわからないが」角田裕毅が来季レッドブル残留を期限を区切った残りレースで決めることで合意…「彼らはフェルスタッペンとの差がマシンの違いだと認識していなかった」

 レッドブルは2戦前のベルギーGPの公式予選からアップデートされた新パッケージをぶっつけ本番で角田に投入、5月のマイアミGP以来、7戦ぶりに3回目(Q3)へ進出し、最高位となる7番グリッドを獲得した。レースはタイヤ交換の遅れなどのミスで13位に終わったが、手応えは感じとっていた。
 さらに続くハンガリーGPでも17位に沈んだものの、アップデートされたマシンの感触は良かったという。明らかにここまでの不振の原因が、ただでさえ操作の難しいRB21が、フェルスタッペン仕様のままで、角田用にアップデートされていなかったことにあったことを示したわけだが、なんとそれまでマルコ氏は、角田の不振をマシンと結びつけていなかったというのだ。
 アップデートされた新マシンを投入した2戦の内容が、角田に残留の猶予を与えることになった。ただ結果が出なければ来季のレッドブルのシートはない。
 前出の「ザレース」は、角田がもし残留に値する結果を残せなかった場合、「再びレッドブル傘下のセカンドチームのレーシングブルズに戻る可能性がある」と伝えた。
 ただ角田が外されてハジャーが昇格した場合、レッドブルは、レーシングブルズに18歳のアービッド・リンドブラッドを昇格させて、調子を取り戻しているリアム・ローソンと組ませる計画を持っていることも追記した。
 角田は、「自分がセカンドチーム(レーシングブルズ)に戻るのかどうかは分からない」と認めつつ、こう本音を明かした。
「ヘルムート(マルコ)が裏で何かを考えているのかもしれませんが、正直なところ何を考えているかは分からない。現時点では、僕にパフォーマンスを示して欲しいと思っているのは理解しているし、先ほど言ったように、アップグレードを受けてからの最後の2レースでは『大きな違いがあった』と認識してくれたと思います。そのおかげで、この状況を見極めるための時間を少しもらえたと思います。レッドブルにとって何がベストなのかを見極めようとしていると思います。彼は僕をかなりサポートしてくれていますが、同時に非常に率直な人物であり、チームのためにできるだけ多くのポイントを望んでいます」
 マルコ氏は、角田の残留に反対、一方でレーシングブルズ時代から角田と信頼関係のある新代表のメキース氏が角田の残留を支持しているとされている。角田がマルコ氏に不信感を抱くのも無理はないのかもしれない。
 角田は、こう続けた。
「だから僕は結果を出さなければなりません。やるべきことをこれまで通り続ける必要がありますが、週末を通してすべてをまとめることも必要です。単にペースに頼るのではなく、ポイントを取らなければなりません」
 まさに角田の生き残りをかけた戦いが今日29日に開幕のオランダGPからスタートする。

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