
本気?亀田家で喧嘩?亀田京之介が「カシメロの次は(亀田)和毅とやりたい」と“禁断”の元同門のいとこ対決を熱望!「世界へ行くために…自信がある」
5月に結婚し6月に長男の虎之介君が誕生した
再起の決断には「家族の存在がでかかった」という。
「子供を見るたびに、ボクシングを辞めたらオレに何が残るんや、と思う気持ちが強くなった。やっぱ子供のためにも、生活もしていかんと、メシを食わさんといかん。必死ですよ。子供の顔を見たら、頑張ろうと思いますよ」
禁断の対決を熱望する裏にはそういう京之介の心境の変化もあるのだろう。
もちろん自信があるから「和毅とやりたい」と口に出した。
和毅とは「マス(ボクシング)の経験はあるが、スパーはやったことがない」という。
「オレが『スパーやろう』と言うと『怪我するからやめとけ』と、やってくれなかった。オレは『やっても勝てるという自信があんねんけど』とずっと思っていた。やったら勝てますよ」
過去には、1993年6月の日本ストロー級王座決定戦で、同じ角海老宝石ジムに所属していた兄の江口九州男氏と弟の勝昭氏が禁断の兄弟&同門対決を行ったことがある。兄弟は対戦を拒否していたが、対戦相手の交代で興行に穴を開けられないことや話題性が優先されてマッチメイクが強行され兄が6回KO勝利している。ただ喜びはなく、ファンの反感も買った。
JBCルールで、兄弟対決の禁止が明記されているわけではないが、公平性を欠く可能性などがあり、事実上、試合を認可しない可能性が高く、以降、日本のリングで、兄弟対決やいとこ対決は行われていない。
京之介は「世間の反応も見たい」とも言う。
亀田vs亀田の対決は話題を呼ぶだろう。
「ネリとの再戦、和毅が2度やったドラミニ。そのへんも頭にある」
ネリもカシメロと共に「SAIKOU×LUSH」と契約を結んだ。カシメロのネリとの再戦を熱望しているが、ネリとの再戦が実現する環境はある。京之介は、和毅が、一度は判定で敗れ、再戦で勝ったIBFフェザー級10位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)も対戦希望候補に入れているという。
だが、その前に10月25日に海外のキルギスで組まれたカシメロ戦をクリアしなければすべての構想が幻に終わってしまうことになる。
会見では得意のトラッシュトークでやりあった。
「ブランクが空いているし、年は年(36歳)。名前だけはあるんでここで一発かましてやる!」
先にこう仕掛けた。