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ドジャース佐々木朗希の防御率ゼロ神話が崩れる(資料写真:Creative 2/アフロ)
ドジャース佐々木朗希の防御率ゼロ神話が崩れる(資料写真:Creative 2/アフロ)

衝撃証言!「ロウキは疲れている。精神的プレッシャーに移動。影響がある」捕手スミスが気づいた佐々木朗希の異変…「ロバーツ監督は彼の自信を台無しにした」米メディアから批判も

 佐々木は、9日(日本時間10日)のフィリーズとのディビジョンシリーズの第4戦に同点で迎えた8回から投入され、初の回跨ぎでしかも3イニングを投げて、打者9人をパーフェクトに抑えていた。佐々木自身は「問題はない」と口にしていたが、中3日で迎えたこの日、160キロ超えは1球もなかった。
 ロサンゼルスタイムズ紙のジャック・ハリス記者によると、ストレートの平均球速は、ワイルドカードシリーズ第2戦が100.6マイル(約161.9キロ)、ディビジョンシリーズ第1戦が100.1マイル(約161.1キロ)、同 第2戦が99.3マイル(約159.8キロ) 同第4戦が99.5マイル(約160.1キロ)だったが、この日は、98.0マイル(約157.7キロ)だったという。また22球中ストライクはわずか6球。制球も定まらなかった。特にスプリットがゾーンから外れてしまっていた。
 MLBネットワークの番組に出演したチームOBでレッドソックス時代には首位打者2度、オールスターに6度出場している名遊撃手、ノマー・ガルシアパーラ氏も「審判の判定は厳しかったが、ロウキはこの経験から学んで欲しい。2点リードのときに無駄な四球を与えることはできないんだ。彼もそれはわかっていると思う」と苦言を呈した。
 ロバーツ監督は3イニング登板の影響について「わからない。3日間の休みがあった。本人からも『状態はいい』と聞いていた。3イニングを投げた影響が残っていたかはわからないが、本人の感触を聞き、コーチ、トレーナーの報告を信じて3日間休ませて送り出したんだ。惜しい球も多かったが四球を出したのは事実で少し狂いがあった。ただボールそのものの質は悪くなかった」(前出の映像より)と説明した。
 だが、米メディア「ファンサイデッド」は、「ロバーツ監督は、ちょっとした手柄を得るために佐々木のプレーオフでの自信を台無しにした」との厳しい見出しを取った記事でその采配を批判した。
「スネルはわずか103球で8回を無失点に抑える圧巻の投球を見せたが降板した。私はMLBの監督ではないが、スネルが降板した時の投球内容を見る限り、9回も投げられたはずだ。それにもかかわらずロバーツ監督は若手日本人投手の佐々木を起用した。この判断は後になって後悔する可能性がある一手だ」

 

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