角田裕毅が崖っぷちのラスベガスGPフリー走行1回目で一時トップに躍り出る快走を見せて3番手に(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
「初めて実力でフェルスタッペンを打ち負かした」角田裕毅のFP1での3番手を海外メディアが絶賛…赤旗中断2度のFP2は15番手で本人は「まだ速くないよね」と不満足
FP1で見せた好走が、公式予選での上位進出につながるのか。フラッシュインタビューでこう問われた角田は「さあ、どうかな」と慎重な答えに終始した。
「まだ速くないよね。結局はFP1だし、その中でもフェラーリはかなり速かった。マシンからもう少しスピードを引き出す必要があると思っているけど、今夜中にマシンのセッティングを比較しながら何かが見つかるはずだと確信しているし、それに期待している。特にグリップが低いこの種のトラックでは、マシンを確実にコントロールできるという自信が必要不可欠だ。少なくとも自信を持ち始めていることと、このマシンをかなりうまくコントロールできていることが示せたのは非常に良いこと。まだまだ理解を深める必要があるが、とにかく良い傾向だ。だから、明日の展開を見守りたい」
角田にとって5戦ぶりのQ3進出がかかるラスベガスGPの公式予選は、日本時間今日22日午前9時半のフリー走行3回目(FP3)を経て同午後1時に開始される。

