• HOME
  • 記事
  • モータースポーツ
  • 意味わからん?!角田裕毅がSNSに投稿したレッドブルを電撃退団した重鎮マルコ氏への惜別&感謝メッセージが“プチ炎上騒ぎ”となった、まさかの理由とは?
角田裕毅のレッドブルを電撃退団した重鎮マルコ氏への惜別&感謝メッセージが“プチ炎上騒ぎ”に(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
角田裕毅のレッドブルを電撃退団した重鎮マルコ氏への惜別&感謝メッセージが“プチ炎上騒ぎ”に(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

意味わからん?!角田裕毅がSNSに投稿したレッドブルを電撃退団した重鎮マルコ氏への惜別&感謝メッセージが“プチ炎上騒ぎ”となった、まさかの理由とは?

 レッドブルから今季限りで降格することになった角田裕毅(25)が自身のSNSにアップした電撃退団の決まったモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ氏(82)への惜別&感謝のメッセージが“プチ炎上”する異常事態が起きた。オランダの専門サイト「GP FANS」も「F1スターがマルコへの投稿で笑われる」との見出しを取って報じた。そのまさかの理由とは?

 投稿写真のトリミング忘れのミスが…

 これも角田の人気の証なのだろうか。
 今季限りでレッドブルのセカンドドライバーの座を追われ、来季からはリザーブ兼テストドライバーとして再スタートを切ることになった角田。最終戦のアブダビGPが終わると、レッドブルを20年以上にわたって支えてきた重鎮のマルコ氏が「今季の世界選手権を惜しくも逃したことは私の心を大きく動かした。今こそこの非常に長く、濃密で、成功に満ちた章に自ら終止符を打つべき時なのだとはっきり悟った」とマックス・フェルスタッペンが、わずか2ポイント差でドライバーズ選手権タイトルを逃し、コンストラクターズ選手権でも3位に終わった責任を取る形で電撃退団した。
 角田は目をみつめあい2人が話し込んでいる写真と共にSNSに惜別と感謝のメッセージを投稿した。
「ヘルムート、僕をレッドブルのファミリーに迎え入れてくれて、フォーミュラ1のキャリアを支えてくれてありがとう(原文は英語)」
 だが、この投稿がSNSで波紋を広げて“プチ炎上”することになった。
 角田はカタールGPの直後にマルコ氏から1対1で「来季のシートはない」と告げられた。レッドブルには姉妹チームのレーシングブルズで今季表彰台に上がるなど結果を残したルーキーのアイザック・ハジャーが昇格し、レーシングブルズも、リアム・ローソンが残留、今季F2で活躍した“神童”アービッド・リンドブラッドの昇格が決まった。
「DAZN」が配信した角田の独占インタビューによると、その結論は、そこまでに耳にしていた方針とは違っていたという。
「心のどこかで準備していた部分はありながらも、正直、思っていた答えとは違ったんでビックリした部分もあった。その前の流れとは全然違う方向だった。その後の話を聞いていくと、どうも寸前で(方針が)変わったみたいなことを聞いた」
 角田は詳しく語らなかったが「その前の流れ」とは、レッドブル残留、あるいはレーシングブルズ復帰の方針だったのだろう。
 マルコ氏はハジャーの昇格を推し、角田のレーシングブルズ復帰にも反対していたと見られていた。
 そのマルコ氏へ向けての感謝メッセージだけに角田ファンが異常に反応したのかと思われたが、炎上理由は、そこではなかった。
 実は、角田が最初に投稿した写真のトリミングを忘れたため、アブダビで撮った写真のファイル名、撮影情報、スマホの時刻やバッテリーの残量まで写り込んでいたのだ。角田はすぐにこの写真を削除。トリミングした写真を再投稿したが、ファンは、この些細なミスに異常に反応したのだ。
「ハハハハハ! 今はトリミングしてるじゃん!」
「いえ、いえ、最初の投稿はそのままにしておいて、yuki。それは理解できるし面白いから」
「笑 写真保存するの忘れただけじゃん」
「僕には最初のほうが好きだよ なんで今カットしたの?」
「大丈夫だよ、ユウキ。何も見なかったから」
「いじめているわけじゃないよ。めっちゃ面白かったから」
 中には、真面目に「ユウキは感謝の気持ちを保っています。人とのつながりを大切にしあらゆるものに感謝する—これが日本流です」と、メッセージの内容を称えるポストもあったが、ほとんどがそのミスのあげ足を取ったものだった。

 

関連記事一覧