ハジャーが明かす角田裕毅を押しのけてレッドブル昇格を決めた裏舞台…「理にかなっているから(レッドブルは)そう決めた」来季途中交代の懸念も浮上するが「適応に自信がある」と全否定!
だが、ハジャーはそんな懸念を一蹴した。「レーシングニュース365」によると「歴史的に結果を出すのが難しいマシンで戦う方法を見つける必要があるのでは?」と問われたハジャーはこう返した。
「いや、それは違います。来年はまったく同じクルマではありません。僕らは新しいクルマを手にすることになります。チームがそのクルマを作り、僕はそれに適応しなければならないし、マックス(フェルスタッペン)も同じ仕事をすることになります」
実は来季からF1のレギュレーションが大きく変化する。
マシンは、電動化比率がアップする次世代パワーユニットが導入され、シャシー&車体規則も変更され、サイズが縮小、軽量化される。
また従来のDRSが廃止され、新しい空力システムが導入されるなど、角田が苦労したRB21がまるっきり新しいマシンに変わるのだ。
ハジャーはそこにフェルスタッペンとの格差を解消する可能性を見出だしている。
「もしクルマの方向性が一つに定まるなら、少なくとも僕はその変化を感じ取る立場にいられます。そして理想的にはその変化に貢献できればいい。そうなれば最高ですね。それに僕は毎年同じことを繰り返したことがありません。常に違うクルマで戦ってきました。同じ仕事を2年連続でやる感覚は分かりませんが、適応力には自信があります。実際、かなり自信を持っています」
そう豪語した。
これがレッドブルが、角田を降格させ、ハジャーを昇格させた決断を「理にかなっている」と語った理由だった。
「新しいレギュレーションですからタイミングとしては僕にとって本当に理想的です。そしてスタイルについて言えばマックスは非常にユニークですし、僕自身も同じくユニークだと思っています。だから、彼のやり方を真似しようとは思っていません。ただ考え方やメンタリティの面では共通点がある。それだけです」
フェルスタッペンとのドライブスタイルの類似性を否定。そしてフェルスタッペンから学ぶべき点は「メンタルだ」と冷静に分析した。
ハジャーが来季レッドブルで結果を残せば、角田のシーズン途中の昇格プランは消滅することになる。果たしてハジャーはどこまでフェルスタッペンに肉薄できるのだろうか。

