菅野智之は34人残るFA市場で14番手!「メジャーで仕事を得るには十分の成績」の評価と4球団が候補にあがるも「実績のある先発と競うのは難しい」と“最悪の可能性”を示唆する米メディアも
WBCの侍ジャパンメンバーに選ばれている前オリオールズの菅野智之(36)の今季の所属先はまだ決まっていないが、USAトゥデイ紙がFA市場に残っている34人のランキングを発表、菅野を14位に入れた。菅野より上には、8人の先発投手がいるが「今季メジャーでの仕事を得るには十分の成績を残した」と評価。またCBSスポーツは4球団を移籍先候補としてリストアップした。だが一方で「実績のある先発と競うのは難しい」と最悪移籍先が見つからない可能性を示唆した米メディアもあった。各球団のバッテリーキャンプがスタートする2月10日前後には決着がつくと見られているが、果たして…。
アスレチックス、ナショナルズ、パドレス、ロッキーズが候補
やはり36歳という年齢がネックになっているのか。
菅野の移籍先が決まらない。
それは菅野だけが、特別ではなく、現在FA市場に残っている有力投手の全員が30歳以上。短期契約であってもやはりベテラン投手の獲得には、各球団は慎重になるという傾向がメジャーにはある。
菅野はメジャー挑戦1年目となった昨季、途中アクシデントによる怪我もあったが、ほぼローテーを守り30試合、157回を投げ、10勝10敗、防御率4.64、106奪三振をマークした。だが、オリオールズは再契約を求めず、FA市場はもう最終局面にさしかかっているが、移籍先は見つかっていない。
その中で、USAトゥデイ紙は、まだFA市場に残る34人のランキングを発表。菅野を14位とした。
トップは、アストロズの昨季13勝左腕のフランバー・バルデスで、2位がダイヤモンドバックスの右腕ザック・ギャレン、3位がレッドソックスの右腕ルーカス・ジオリトとなっていて、ワールドシリーズで登板したブルージェイズの37歳のクリス・バシットが5位、同シリーズで先発した41歳の“レジェンド”マックス・シャーザーが6位に入るなど、菅野の上には、8人の先発投手がランキングされた。
それでも同紙は、菅野を「昨季はまるで三部構成の物語だった。序盤は力強い立ち上がりを見せたが、中盤に入ると大きく失速。しかし終盤には小さな復調を果たし、最終的には“クオリティ・スタート”の定義にほぼぴったり当てはまる成績に落ち着いた。10勝10敗、防御率4.64。おそらくこの内容は、2026年もメジャでの仕事を得るには十分だった」と評価した。
CBSスポーツも、日本のメディアが報じた「メジャーのオファーを待っている。日本に復帰することは考えていない」とのコメントを引用して、菅野の移籍可能性について報じた。
同メディアは、オフのスタート時点で独自作成したFAトップランキング50に菅野を入れなかったことを伝えた上で「中5日のローテーを確実に守り、162試合のレギュラーシーズンを最後まで貫けるローテーの後方(5番手、6番手)の先発が必要なチームが菅野にとって最も理にかなっている」と予想。
「その条件に合っている」移籍先球団としてアスレチックス、ナショナルズ、パドレスの3球団をあげ、「菅野に(標高が高く投手不利の)クアーズ・フィールドで投げる意思があるならロッキーズもうまくいく可能性がある」との見通しを伝えた。

