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パリ五輪金メダリストでバラエティ番組でも人気の角田夏実が引退を発表
パリ五輪金メダリストでバラエティ番組でも人気の角田夏実が引退を発表

引退の角田夏実にONEから非公式オファーも総合格闘家転身は「面白そうだけど難しい」と否定…子供達の柔道普及活動と「結婚したい。30代女性の悩みの妊娠、出産との向き合い方を発信したい」

 元々は柔道家の父に教えられ、大学時代に柔術を学んだことで磨きあげた“必殺”のともえ投げと関節技で世界を制した。
 会見の最後にその代名詞だった、ともえ投げでメディアからの希望者5人を投げ飛ばすパフォーマンスを披露した。二人三脚で歩んできた今井優子コーチが「ちょっと待った!」と花束を持ってサプライズ登場。「ビックリした」と角田は号泣し、感謝と恩返しの気持ちを込めて、今井コーチには、ともえ投げを2連発した。
 第一線は退くが「穴井(隆将)先生(天理大監督で39歳で全日本シニア体重別に出場)が試合に出たみたいに無差別で出れるタイミングがあれば出てもいい」と今後サプライズ復帰がある可能性を明かした。
 気になるのは今後の活動だ。会見で配られた資料には全国を回って子供達に柔道を教える「柔道キャラバン」、現在開設を準備している「角田道場」の国内外での開講、「他スポーツ競技への関与」、「社会課題への協力」など、6つの活動方針が示されていた。
 1月4日に東京ドームで東京五輪男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロンが新日本プロレスという新天地でデビューした。
 金メダリストであり、バラエティ番組などのテレビ番組への露出で人気を博した点が、角田に重なる。角田の場合、噂されていたのは総合格闘家への転身である。大学の後輩にあたるRIZINの女子スーパーアトム級王者の伊澤星花とYoutubeの番組企画でスパーリングをしたこともある。  
 ズバリ直撃した。
――ウルフの試合は見ましたか?
「ドームには行けなかったが、ダイジェストで見た。プロレスは詳しくないんですが、周囲の方々に色々教えてもらうと凄く徹底しているなと。全体的にプロレスを勉強していて完璧でした。会社が一緒のウルフは、おちゃらけているイメージだったんですが、あの真面目な戦いは意外でした。株が上がっていますよね。柔道からの転身で柔道を盛り上げ、スポーツ全体を盛り上げた。彼にしかできないこと」
――ウルフはプロレス。角田さんは、寝技、関節技が得意で柔術も学ばれている。総合格闘家に転身する可能性は?
「柔道を広める上で何かやっていけることはないかと考えていた。私は寝技が得意なので、話はいただけるんですが、柔道(の普及活動と)と両立したいので、ちょっと厳しいですね」
――実際オファーが?
「完全なオファーではない。『ちょっとどう考えている?』と、お話を聞かれたことがあります。(観戦に訪れたことのあるONEは)殴る蹴るじゃなく、グラップリング(の種目)もあるので、面白そうと思っていたが、やはり厳しいかな。なかなか難しい」
 角田は昨年11月16日 に有明アリーナで開催された「ONE173」をリングサイドで観戦していた。ONEは総合だけでなく、キックやムエタイ、そして打撃なしのグラップリングルールでの試合などもあり、元ONEのMMAライト級王者の青木真也らは、グラップリングルールの試合に出場している。
 おそらく非公式オファーはそのONEからだと考えられるが、角田は、参戦を否定した。
 角田は子供達への柔道の普及活動をメインに考えている。
「自分が経験していたことをできるだけ次の世代に伝えていきたい。柔道の裾野を広げるのがメイン」

 

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