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カナダの“不正疑惑”を巡ってスウェーデンと罵声を浴びせあう騒動に(写真・アフロ)
カナダの“不正疑惑”を巡ってスウェーデンと罵声を浴びせあう騒動に(写真・アフロ)

「不正だ!」「そんなことやる奴がいるか?」カーリングで大荒れ!スウェーデンとカナダがSNSのスロー動画では明らかな“不正疑惑”を巡り罵声飛び交う大口論…世界連盟は不適切発言に警告

 米「CBSスポーツ」は「映像ではケネディがハンドルを使ってストーンをリリースした後、ホッグラインに近づく際に伸ばした指で再び触れたようにも見えた。しかもその際ハンドルではなく花こう岩部分に触れていたとみられる。これはルールで認められていない」と断言した。
 現在ではストーンのハンドル部分が「ホッグライン」の手前でスロワーの手から離れていない場合はセンサーが反応して赤ランプが点灯し違反となる。しかし、今回の疑惑は、ハンドルではなく、ストーン本体への接触。ランプが点灯しなかったから潔白とは言えない。
 英「インディペンデント」は、「スウェーデン側がセンサーで拾えない領域の接触を問題視した」と報じた。
 スウェーデンのラジオ番組の司会者であるリチャード・ヘリーは、SNSに動画を添付して「カナダがスウェーデン選手を罵倒し、全世界の前で嘘をつく。映像は指でストーンに触れる不正行為をオリンピックで犯していることを明確に示している」と投稿して非難した。SNSの中には、「カナダ選手たちの恥ずべき行為だ。カーリングは4年に一度世界の注目を集めるのに、これが君たちの見せてくれるものなのか。選手たちは不正を働いただけでなく競技全体の評判を台無しにした。情けない」という声もあった。
 問題の収拾にWCFも動き、14日に緊急声明を発表した。
 まず「不正疑惑」については、スウェーデンが序盤に審判に異議を申し立てたため、その後、審判1人が3エンドにわたりホッグライン付近に立って、カナダの投球を監視したが「違反は記録されなかった」と発表した。カーリングでは試合中の判定にビデオでのリプレー検証は使用されない。 
 WCFは「試合中に下された決定は最終的なものである」として、事実上、「不正疑惑」に対しては不問とする姿勢を示した。
 だが、カナダのケネディの不適切発言に対しては警告を与えた。
「金曜夜の試合の後にカナダ側の関係者と協議し、試合中にカナダ男子選手が使用した言葉に関して口頭警告を出した」
 さらに「今後、規則R.19で定義される不適切行為があれば、追加の制裁につながる」とし、出場停止処分の可能性があることを示唆した。そして運用改善策として2月14日午後の試合以降、2人のオフィシャルが4つのシートを移動しながら投球を観察する体制を導入すると発表した。
 カーリングは自己申告と相互尊重を前提に成立してきた競技だ。しかし、カメラは不正を明確にとらえ、マイクは選手の声を世界に拡散する。10か国の総当たりで、4チームが準決勝に進出する1次リーグで、現在、カナダは2位。スウェーデンは8位となっている。

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