メダル争い崖っぷちカーリング女子日本の米国戦完敗理由は「70%vs96%」の「スキップショット成功率の差」と米メディア
「米国は日本戦でテイクアウト成功率91%、全ショットのそれは84%と高い数字を記録した。特にスキップのピーターソンは、10回のテイクアウトで成功率が何と100%だった。圧巻だったのは不利な先攻だった第8エンド。ピーターソンはラストショットで日本のNo.2ストーンを弾き飛ばしただけでなく、米国がNo.1からNo.3までのストーンを占める絶対的な状況を作り出した。さらにプレッシャーが増した吉村のラストショットは円内をさまよい、第6ゲームに続くスチールで勝利を決定的にした」
カーリング女子1次リーグはまず参加10カ国が総当たりのリーグ戦を行い、上位4カ国が準決勝に進出。そこから先はトーナメント形式でメダルが争われる。現時点で前々回の平昌大会の金メダリストで、初戦で日本に8-4で快勝したスウェーデン代表が4連勝で首位をキープ。スイスと米国がともに3勝1敗で続き、さらに消化試合数がひとつ少ない中国代表が2勝1敗で続く状況となっている。
1勝3敗と黒星を2つ先行させた日本はカナダとともに8位へ後退。下には4連敗のイタリア代表しかいない。準決勝進出へのボーダーラインは6勝3敗か、大混戦になった場合は5勝4敗も考えられる。いずれにしてもロコ・ソラーレが平昌大会で銅、前回北京大会で銀を獲得した日本の流れを継続させる上で、早くも崖っぷちに立たされた。
リードの近江谷杏奈(36)、セカンドの小谷優奈(27)、サードの小野寺佳歩(34)のショットが好調なだけに、今後に巻き返せるかどうかは、5度目の挑戦で悲願の五輪初出場を果たしている吉村のショットにかかってくる。
スイス戦では好ショットを連発した吉村は、努めて自らに言い聞かせている。
「セットアップとかしっかりと前を壊してほしいときに本当にいいショットがつながってきているので、自分たちの得意とする複数得点が取れる形はできてきていると思うので勝ち星を積み上げていけるように。結果はついてくると思ってできることに集中しながら、ひとつずつみんなでショットをつないでいきたい」
15日に韓国戦、16日(日本時間17日)にはカナダ戦と、世界ランキング5位の日本よりも上位につける強敵との対戦が控える。17日のイタリア戦、18日(同19日)の前回北京大会覇者で世界ランキング6位の英国戦、そして19日の同11位の中国戦へつなげていくためにも、正念場の2連戦となる。

