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韓国に敗れて4敗明で後がなくなったスキップ吉村紗也香は「この負けは悔しい」(資料写真・ロイター/アフロ)
韓国に敗れて4敗明で後がなくなったスキップ吉村紗也香は「この負けは悔しい」(資料写真・ロイター/アフロ)

カーリング日韓戦の黒星で「もう後がなくなった」…韓国メディアは「番狂わせが起こることはなく順当に勝利した」と論評…強豪カナダ、北京五輪金の英国が待ち受ける

 スポーツ紙の『Sports Seoul』は、冬季五輪での対戦成績を監督の4勝1敗とした勝利を「韓国の喜びに満ちた試合だった」と次のように報じた。
「韓国は昨年3月に自国で開催された世界女子カーリング選手権初戦で日本を10-8で破り、勢いに乗って準々決勝に進出して今大会の出場権を手に入れた。そして再び日本に勝利した今回は序盤で2勝2敗と苦しんだ韓国が準決勝へ進むだけでなく、悲願の金メダルを獲得する転換点となるかもしれない。世界ランキングで韓国を下回る日本との戦いでは番狂わせが起こることはなく、順当に勝利した選手たちは試合後に『金メダルを獲得して歴史的な光景を残したい』と決意を新たにしている」
  対照的に平昌大会の銅、北京大会の銀に続く3大会連続のメダル獲得へ向けて日本は文字通り後がなくなった。消化試合数に差があるものの、現時点ではスウェーデンが唯一の5連勝で首位をキープ。米国が4勝1敗、スイスが3勝1敗、そしてデンマークと韓国がそれぞれ3勝2敗、さらに中国が2勝2敗で続いている。
 ロコ・ソラーレが出場した過去2大会は、いずれも1次リーグを5勝4敗の4位で突破している。4敗目を喫した日本はもう1敗も許されない瀬戸際で、16日(日本時間17日)に世界ランキング2位の強豪カナダ代表との第6戦を迎える。
 今大会こそ1勝3敗の7位タイと黒星が先行しているカナダだが、昨年3月の世界女子カーリング選手権では優勝した実力を持つ。フォルティウスが出場した日本は1次リーグで2-11と大敗を喫し、最終的には13チーム中で9位に終わっている。
 たとえカナダを退けたとしても、日本には茨の道が待っている。
 17日に対戦する開催国イタリア代表こそ、今大会で唯一の白星なしの5連敗と最下位にあえぎ、世界ランキングも9位と日本の5位よりも下回っている。昨年の世界女子カーリング選手権の1次リーグでも日本が10-5で勝利している。
 しかし、続く18日(日本時間19日)の第8戦で対戦する英国代表は前回北京大会の決勝でロコ・ソラーレに10-3で圧勝して金メダルを獲得している。このときは1次リーグでも英国が10-4で勝利している。
 さらに19日の最終第9戦で対戦する中国代表は、世界ランキングこそ11位と日本を下回りながら、同じく世界女子カーリング選手権では1次リーグを5位突破して進んだプレーオフでスウェーデンを撃破。準決勝ではスイスに屈したものの、3位決定戦では開催国・韓国を9-4で破って銅メダルを獲得している。
 まさに追いつめられた吉村は、自らに言い聞かせるように前を向いた。
「状態もみんな上がってきているので、自分たちがやりたいゲームをみんなと(氷との)相性をしっかり読んで良い組み立てをして、みんなでひとつずつショットをつないでいきながら、今やるべきことに集中していきたい」
 勝利だけが求められるカナダ戦は、日本時間17日午前3時5分に始まる予定だ。

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