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スウェーデンがカナダがダブルタッチした「不正疑惑」を追求して騒然となる(写真・アフロ)
スウェーデンがカナダがダブルタッチした「不正疑惑」を追求して騒然となる(写真・アフロ)

もう泥沼遺恨?!“不正投球疑惑”のカナダが「スウェーデンは計画的に不適切な動画撮影をした」とSNSで出回った“クロ”映像を仕組んだ疑惑を持ち出して反撃

 ミラノ・コルティナ五輪のカーリングで大騒動となっているカナダがスウェーデンから「不正疑惑」を訴えられた問題に新たな展開があった。SNSにはストーンに2度触る「ダブルタッチ」の違反行為を起こした映像が拡散しているが、当事者であるカナダのマーク・ケネディ(48)が「スウェーデンはこれを狙って計画的に不適切な動画撮影を行った」と反撃したのだ。カナダメディアの「ナショナルポスト」が報じたもの。騒動はさらに大きくなりそうだ。

 スウェーデンは「事実無根だ」と完全否定

不正投球疑惑の“犯人”扱いされたカナダのケネディは怒りの反撃をした。地元カナダのメディア「ナショナルポスト」にこう発言した。
「スウェーデンはこの五輪でホッグラインで各チームを現行犯で捕まえる計画を立てていたようだ。彼らのコーチの発言や審判のもとへ走っていく様子からも、何かが進んでいるのは明らかだった。我々の違反の瞬間を撮影して捕まえようとしていたんだ」
 さらにケネディはこう続けた。
「我々だけが標的ではなかったと聞いている。適切な言葉は分からないが、計画的に我々を捕まえようとするものだったと思う」
 問題が起きたのは13日(日本時間14日)に世界ランキング2位のカナダが、1次リーグで北京五輪金メダルのスウェーデンに8―6で勝利した試合の第9エンド。セカンドのケネディがストーンをリリース後に「ホッグライン」と呼ばれる境界線を超えて2度指で触った(ダブルタッチ)という「不正疑惑」が指摘された。
 スウェーデンのオスカー・エリクソンが「ホッグラインを越えた後にストーンに触れてもいいのか? 私は知らないけどね」と非難。
 ケネディが「そんなことする奴がいるか? 俺は一度もやっていない。ふざけるな。失せろ」と激怒するとエリクソンは「試合後に映像を見せる。ホッグラインを2m越えた位置での映像がある」と応じた。
 ケネディはFワードを使って罵声を浴びせ、試合が一時中断する事態となり会場が騒然となった。
 その後、明らかに触れていると見られる証拠映像がSNSで拡散した。
 カナダメディア「トロント・スター」は、隣のシートで同時に試合をしていたスイスのカーラーであるパブロ・ラシャ=クシュパンが、第5エンドの休憩中に「(カナダの)ダブルタッチを目撃した」とコーチに話す様子が放送で捉えられたことを伝えた。クシュパンは、「これにあまり焦点を当てたくはないが、彼は二重接触をしたし、審判も見ていた」と証言している。
 ただ世界カーリング連盟は「各シートの端に配置された試合審判は、すべての投球違反を目視できるわけではない。しかし、投球に問題があると通報を受けた場合、審判は3エンドにわたり当該投球を重点的に観察する。金曜夜の試合における観察期間中、違反は記録されなかった」と不問とする声明を発表した。
 カナダカーリング協会のCEO、ノーラン・ティーセン氏も動画が五輪会場内での厳格な撮影規則の範囲外で撮られた可能性があると述べた。
「OBSの規則外でホッグライン上のライブ映像が存在していたことに驚いた。それは奇妙に感じる」
 OBSとはオリンピック・ブロードキャスティング・サービスで五輪の撮影はOBSのみが許可されている。
「ナショナルポスト」によると「映像はスタンドから撮影されたものとみられ、青い手すりのようなものが映っている」という。

 

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