平岡アンディのラスベガス“聖地”でのWBA世界戦がピンチ!ビザ問題で試合4日前にいまだ渡米できず…最悪中止の可能性も
プロボクシングのWBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(29、大橋)が米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA世界同級王者のゲイリー・アントアン・ラッセル(29、米国)に世界初挑戦するビッグマッチが21日(日本時間22日)に迫っているが労働ビザの問題で、いまだに渡米できていないことが17日、明らかになった。相手が強敵で時差調整の時間も必要なため最悪中止となる可能性も出てきた。平岡は昨年11月14日に予定されていた世界戦もメインカードが中止となった影響で一度延期となっており、今回が仕切り直しの世界戦だった。
現地時間20日に前日計量…タイムリミット迫る
準備万端に整えた平岡の世界戦が直前になって暗礁に乗り上げた。
現地時間21日にラスベガスの“聖地”T-モバイル・アリーナで行われるファイトに備えて14日に渡米予定だったが、父親で専属トレーナーのジャスティス氏も含めて労働ビザの問題で延期となり、いまだに渡米スケジュールが立たないのだ。
大橋ジムサイドは、ビザの問題さえ解決できればすぐにでも飛行機に乗れる態勢を整えていて、現在、大橋秀行会長が関係各所に働きかけて、あらゆるつてを使って懸命にビザ問題の解決に向けて動いているが、まだ朗報は届いていない。大橋ジムサイドは世界戦が決まるとすぐにビザの手配に動いていた。こればかりはアメリカ政府が決めることでどうしようもない。
時差調整などを考慮するとタイムリミットが近づいている。現地時間の20日に前日計量が行われるため、遅くともその前日の19日には現地入りしておかねばならない。日本から米国へ渡る際には1日戻るため、出発は20日でいいが、今日18日、明日19日にはビザの問題が解決していなければ厳しいだろう。
しかも、王者のラッセルはこれが初防衛戦となるが、一流の王者だ。18勝(17KO)1敗と高いKO率を誇るサウスポーで、1敗は2024年6月にWBC世界同級暫定王座決定戦で9位のアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)と対戦し僅差の1-2判定で敗れたもの。ジャブにスピードがあり、とにかく前へプレスをかけてきて手数が多く、フックや左ストレートに一発KOの威力を秘める。平岡も「好戦的なファイター」と警戒していた。ベストのコンディションで戦わねば勝てない相手だけにできるだけ早く現地には入っておきたい。広岡陣営はなおさら厳しい状況に追い込まれている。
今回の世界戦は仕切り直しの一戦だった。
当初は昨年11月14日(同15日)に米マイアミで挑戦予定だったが、メインでユーチューバーボクサーのジェイク・ポール(米国)とエキシビションで対戦予定だったWBA世界ライト級王者のガーボンタ・デービス(米国)が元恋人からDV被害で訴訟され、試合が中止となったため平岡の試合も流れた。その後、大橋秀行会長が懸命に動き、仕切り直しの世界戦実現を決め、1月22日に発表会見を開いた。

