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ベネズエラの先発は大谷キラーの左腕レンジャー・スアレス(写真・AP/アフロ)
ベネズエラの先発は大谷キラーの左腕レンジャー・スアレス(写真・AP/アフロ)

「ベネズエラ戦は最大の試練」米メディアが侍jを8強格付けで2位にするも厳しい見解…「守備より攻撃優先は負ければ終わりの戦いでは理想的ではない」の意見も

 キーマンとしてブレーブスのスターで2023年には「40本塁打―70盗塁」をマークしたアクーニャJr.、昨年米球宴出場を果たしたロイヤルズのマイケル・ガルシア、首位打者3度のジャイアンツのルイス・アラエスの1番、2番、3番の3人の名前をあげて「彼らがチームを引っ張り続けなければならない」とした。

 3人の1次ラウンドの成績は41打数17安打(打率.415)で、アクーニャJr.は19打席で10回出塁、ガルシアはドミニカ共和国戦で4打数4安打の大活躍を見せたことを紹介した。

 だが、一方で、ウィリアム・コントレラスが、ここまで11打数無安打、ペレスが14打数3安打で、四球はひとつもなく不振に陥っていることを紹介し「下位打線が目覚める必要がある」と指摘した。センターのブリュワーズのジャクソン・チョウリオも打率.167だ。

 同紙は「準々決勝の相手は日本になった。幸運を祈る」と記した。

 ちなみにランキングの5位が旋風を巻き起こしているイタリアで、6位プエルトリコ、7位カナダ、最下位8位が韓国となっている。

 米サイト「ジ・アスレチック」は、準々決勝の4カードを「時間がない、あるいは一番面白い試合だけ見たいという人のために見逃せない順」にランキングした。

 注目の1位が日本対ベネズエラで、2位が米国対カナダ、3位が、プエルトリコ対イタリア、4位が韓国対ドミニカ共和国だった。

 同サイトは「プール戦の4試合を悠々と乗り切った日本は、ここで初めてそして最大の試練となるベネズエラと対戦する」とし、井端弘和監督が、準々決勝をみすえて山本をプール初戦の台湾戦に先発させたことを紹介した。

「山本が前回“負ければ終わり”の試合で投げた時、ドジャースはワールドシリーズ連覇を達成した。とはいえ今回は別の難しい条件もある」とし、準々決勝の先発に80球の球数制限があることを紹介した。

「山本がどれだけタフでも、このルールには従わなければならない」

 ワールドシリーズで中0日でリリーフ登板した衝撃を暗に示唆した上で、山本がベネズエラを相手に最後まで投げ切れるわけではないことを指摘した。

 そして「ベネズエラのロースターには、少なくとも職業としての電気技師はいない」と、チェコの先発オンジェイ・サトリアの本業が電気技師で、プールCのレベルが低かったことを皮肉った上で、ベネズエラをこう紹介した。

「MVPスターのアクーニャJr.、3度の首位打者アラエス、殿堂級の実績を持つペレス、そして2019年以降で6番目に多く本塁打を打っているエウヘニオ・スアレスがいる。簡単にアウトを取れる打者はおらず、日本は9回の間ずっと苦しい戦いを強いられるだろう」

 同サイトは日本の問題点も指摘した。

「注目ポイントは日本の守備だ。韓国戦では、日本は守備より攻撃を優先した理想的な打線を組み、鈴木を中堅、吉田を左翼に配置した。ベネズエラと打ち合うためには同じ布陣を使う必要があるだろう。しかし、負ければ終わりの試合でそれは理想的とは言えない」

 守りに不安のある点が、一発勝負の決勝トーナメントで弱点になると指摘したのだ。実際、鈴木には記録に残らないミスが2つほどあった。

 同サイトは、この対戦をこうまとめた。

「今回のWBCは、すべてが侍ジャパン対チームUSAの対決に向けて作られてきたかのようだ。だが、そのカードが実現しない可能性も十分にある。だからこそ、この試合は絶対に見逃せない一戦なのだ」

 日本にとって試練のベネズエラとの準々決勝は日本時間15日午前10時にプレーボールだ。

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