• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 激震!「最悪の契約だった」ドジャースが今オフ26億円コンフォートや20億円イエーツのなど“不良債権”を大量カットへ…米メディアが報じた「絶対に残留しない6人」とは?
大谷と共に戦ったコンフォートも今オフにいなくなる?(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
大谷と共に戦ったコンフォートも今オフにいなくなる?(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

激震!「最悪の契約だった」ドジャースが今オフ26億円コンフォートや20億円イエーツのなど“不良債権”を大量カットへ…米メディアが報じた「絶対に残留しない6人」とは?

 ドジャースがワールドシリーズの第7戦でブルージェイズを延長の末に破り連覇を果たしたが、早くもチームは来季へ向けて動き始めている。チームから7人がFA公示され、ドジャース専門メディア「ドジャーウエイ」は「絶対に残留しない6人」を予想。ポストシーズンでロスターから外れた年俸約26億円の外野手マイケル・コンフォート(32)や約20億円の元セーブ王、カービー・イエーツ(38)らの退団が濃厚となっていることを示した。

 ミゲル・ロハスは残留を希望

 ドジャースが早くも3連覇へ向けて動き始めた。ワールドシリーズ翌日にFA資格者が公示され、ドジャースからはミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデス、コンフォート、アンドリュー・ヒーニー、マイケル・コーペック、イェーツ、クレイトン・カーショーがFAとなった。
 来季は誰が残り誰がいなくなるのか。
 カーショーは今季限りの引退を表明しており、間違いなくいなくなる一人だが、ドジャース専門メディアである「ドジャースウエイ」が「2026年に絶対に残留しない6人」との刺激的な予想記事を掲載した。 
 6人にはカーショーも加えられているため、正確には5人。
 筆頭にあげられたのはコンフォートだ。ジャイアンツから1700万ドル(約26億円)の単年契約でFA移籍したものの、今季138試合に出場、打率.199、12本塁打に終わり、ポストシーズンのロスターから外された。2017年にメッツで27本、打率.279でオールスターにも選ばれた左のスラッガーだが、結果が残せず、それでもデーブ・ロバーツ監督が起用を続けたことにSNS上ではファンからバッシングが相次いだ。
 同メディアは「ドジャースはいくつかの高額契約を結んだが、シーズン終盤にその多くが裏目に出た。その中でもコンフォートの1700万ドル(約26億円)の契約は最悪だった。彼は打率.200を下回り、守備もほぼリーグ最悪レベル。文字通り『ドジャースで最も価値の低い選手』となった。なのにロバーツ監督とドジャースのフロント陣が、彼を1年中擁護し続け、DFA(戦力外)にしなかったことで事態をさらに悪化させた。なんと彼はテオスカー・ヘルナンデスよりも多くの試合に出場していた。ファンの目には不調続きのコンフォートが完全に『敵』として映ってしまった」と酷評した。
 2人目の退団候補は、1年1300万ドル(約20億円)でレンジャースから移籍してきたストッパー候補だったベテラン右腕のイエーツだ。
 パドレス時代の2019年に41セーブでセーブ王。昨季はレンジャーズで61試合に登板し、防御率1.17、33セーブの数字を残したが、まったくの期待外れで、今季は50試合で4勝3敗3セーブ、防御率5.23の数字に終わり、彼もまたポストシーズンのロスターから外された。
「チームで最も高額なリリーフ投手だったイエーツは、故障者リストに3度入るなど散々な結果に終わった。レンジャーズでの好成績は“まぐれ”だったとドジャースは気づくべきだったかもしれない。なぜなら2020年から2023年の防御率は4.02だったからだ」と皮肉った。
 ブルペン陣からは、昨季のデッドライントレードでホワイトソックスから獲得したコペックも退団候補にあがった。
 今季は故障を繰り返してわずか11イニングにしか登板できなかった。同メディアは「今オフにドジャースのブルペンは抜本的な再編が必要だ。この枠をより健康で信頼できる投手に使うべき」と主張した。

 

関連記事一覧