ドジャースが元阪神のパドレス守護神スアレスをブルペン強化のために強奪?!必要資金3年83億円、大谷翔平と報復死球で因縁
ドジャースが今オフに元阪神でパドレスの守護神ロベルト・スアレス(34)の獲得に乗り出す可能性が浮上した。ドジャース専門サイト「ドジャースウェイ」が報じたもので、来季は佐々木朗希(24)が先発起用されるためブルペン強化の“切り札”として今季40セーブでセーブ王を獲得したスアレスに白羽の矢を立てると予想されたものだ。
今季は40セーブでナ・リーグのセーブ王
ドジャースがV3を狙うための補強ポイントはハッキリしている。シーズン終盤からポストシーズンでも露呈したブルペン陣の強化だ。ポストシーズンでは負傷者リストから復帰していた佐々木を起用し、最終的に守護神の座をつかむまでになったが、これはあくまでも応急措置。本人も球団も、来季は先発として再スタートを切る考えを示しており、ブルペン陣の強化が急務となっている。その中でターゲットとして急浮上したのが、ナ・リーグ西地区のライバルチーム、パドレスの守護神スアレスだ。
スアレスは今季70試合に登板、防御率2.97で40セーブをマークしてセーブ王タイトルを獲得。2年1600万ドル(約24億7000万円)の選手オプションを破棄してFAとなった。
ドジャース専門サイト「ドジャースウェイ」は、「ドジャースが契約をオプトアウトしたパドレスのスター救援投手を強奪か」との見出しを取り、「ライバルに冷や汗かかせるには、これ以上の方法はない」と続けた記事で、スアレス獲得の可能性について報じた。
「ドジャースの救援陣の再建が急務であることは周知の事実だ。タナー・スコットとカービー・イェーツは、期待外れどころか、むしろ悲惨な出来だった。ブレイク・トライネンはキャリア最悪のシーズンを送り、マイケル・コペックはわずか11イニングしか投げられずにFA。ドジャースは、いつものように巨額の資金を投入して問題解決を図るだろうが、今回はせめてFA直前の一発屋ではなく、安定したリリーフ陣を狙ってもらいたいところだ」
メッツからFAのエドウィン・ディアスとスアレスを候補にあげた。
同サイトはスアレスの今季成績を紹介した上で「まさに未来のドジャース選手らしいプロフィールだ。ドジャースは(昨年オフに)すでに元パドレスのエリート守護神スコットを獲得しており、それは今のところ成功とは言えないが、もう1人(守護神をバドレスから)加えるのも悪くないと考えてもおかしくない」と予想した。

