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古川奈穂は医師の家庭で育った異色ジョッキー
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菜七子を超えろ!なぜ彼女らはジョッキーの道を選んだのか…3月にJRAで5年ぶりに女性騎手2人が同時デビュー

 現在、取り組んでいるのは筋力トレーニング。 話の流れの中で、筆者が女性騎手として初めて米3冠競走を制した翌年の1994年にジュリー・クローンをニューヨークのベルモントパーク競馬場でインタビューした際、ムキムキだったと伝えると、古川は目を輝かせてこう言った。

 「女性はあたりが柔らかいと言われていますが、体力面で劣るので、筋肉はあって損はないと思う。体重にもう少し余裕があるので、その分は筋肉で補いたい。いまはスタートをもっと磨き、減量を生かして逃げを自分の武器にすること。将来は重賞やG1を取れるジョッキーに、そのためにはコンスタントに乗れるようにならないといけません。海外にもチャレンジして女性ジョッキーと一緒に乗れたらと思います」

 勝負の世界は甘くない。そこに分厚い壁が立ちはだかることはわかっている。

 それでも2人の夢は果てしない。

 彼女らの話を聞くと、いつ競馬界に女性騎手の時代が到来してもおかしくないと感じる。

 女性騎手拡大路線について、知り合いの記者は、「JRAとしては藤田の活躍で興行的にも盛り上がり、イメージアップにも成功しているので、この流れを止めたくないでしょう。地方競馬もレディースジョッキーの特設サイトをつくって盛り上がっています。あとは成績が伴うかどうか。豪州やニュージーランドでは当たり前に女性騎手が活躍していますし、フランスでは減量特典を先駆けて導入し、贔屓にしています。その効果はJRAでも出てくるでしょう。それに今回、デビューする2人の評判はまずまずですが、来年デビュー予定の今村(聖奈)さんが凄いらしいですよ」とレクチャーしてくれた。

 今村聖奈ら来年以降だけでも7人の女性騎手候補生が控えているという。

 2人の初陣は3月6、7日。古川は阪神、永島は小倉でデビューする予定となっている。

 (文責・山本智行・スポーツライター)

 

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