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西武の山野辺が金銭でヤクルトへ移籍
西武の山野辺が金銭でヤクルトへ移籍

故障者続出で最下位のヤクルトが西武から“ユーティリティ”山野辺翔を金銭で緊急トレード…今季無安打の本人は「びっくりしている。スワローズでも元気よく自分らしく」

 

西武とヤクルトの両球団は1日、西武の山野辺翔内野手(30)のヤクルトへのトレード移籍を発表した。金銭によるトレードと見られる。ヤクルトでの背番号は「37」。
 山野辺は内外野を守れるユーティリティプレーヤーで、桐蔭学園高、桜美林大、三菱自動車岡崎を経て2018年のドラフト3位で西武に入団した。

 

 ここまでプロ7年間の成績は通算207試合に出場、打率・196、0本塁打、10打点、26盗塁の成績で、今季は1軍では5試合出場に留まりヒットはなかった。ファームでは14試合に出場して打率.258、0本塁打、1打点だった。
 ヤクルトは村上宗隆、塩見泰隆、丸山和郁、長岡秀樹、松本直樹ら主力の相次ぐ故障による戦線離脱で最下位に沈んでおり、野手の戦力補強が急務だった。
 山野辺は西武を通じて「びっくりしている、というのが正直な気持ちです。スワローズに行っても変わらず元気よく自分らしくいたいと思います。プレーの面では、春のキャンプから取り組んできたことを試合で発揮して、チームの勝利に貢献したいです。 ライオンズの試合では、思ったような活躍をすることはできませんでしたが、ベンチでの元気な姿を応援してくださるファンの皆さんとの思い出は、星の数ほどありすぎて持っていくのが大変です。ライオンズに入団してから7年間、本当にありがとうございました」とコメントしている。

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