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  • 「井上尚弥に階級の壁なんかない」“名参謀”真吾トレーナーが語るモンスターの“未来”と引退問題…「今から中谷選手の試合をイメージしてどうするんですか?」
井上尚弥は、最終ゴールがフェザー級であることや2027年の引退を明かしている(写真・山口裕朗)
井上尚弥は、最終ゴールがフェザー級であることや2027年の引退を明かしている(写真・山口裕朗)

「井上尚弥に階級の壁なんかない」“名参謀”真吾トレーナーが語るモンスターの“未来”と引退問題…「今から中谷選手の試合をイメージしてどうするんですか?」

井上には、現在の4人のフェザー級王者全員が対戦ラブコールを送ってきている。
 米ラスベガスの井上のアンダーカードで7回TKO勝利した1m85の長身のWBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)はリング上で「井上との対戦が目標」と語り、2023年7月に井上にスーパーバンタム級のWBC&WBOのタイトルを8回TKOで奪われ、現在は、フェザー級でWBC王者に返り咲いたフルトンは、Xで「いずれ再戦することになる」と表明した。
 また24日に大阪で亀田和毅(TMK)の挑戦を受けるIBF王者のアンジェロ・レオ(米国)も井上との対戦を熱望。米メディアには、井上戦をアピールするため敵地となる日本での戦いを受け入れたとも語っている。
 ただ真吾トレーナーは「階級の壁」は存在しないと強調した。
「階級の壁とか言う人がいるが、それは違うんです。それは言い訳なんです。ライトフライ級からスーパーフライ級に上がった時、(WBO世界同級王者のオマール・)ナルバエスに負けていたら階級の壁って言われていましたよ(2回KO勝利)。バンタム級に上げた時の(WBA世界同級王者のジェイミー・)マクドネルに勝った時(1回TKO勝利)もそう。がチャンピオンより強いから勝ったというだけ。何階級も制覇している過去のチャンピオンも同じだと思うんです。強いボクサーが勝ち、負けたボクサーが弱かったということなんですよ」
 井上家が追い求める「最強」とはそういうことだ。

 

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