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不振脱却のため角田裕毅をスポーツ心理学者がサポート(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
不振脱却のため角田裕毅をスポーツ心理学者がサポート(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

激震レッドブルが角田裕毅の“不振脱却”緊急会議!25日開幕のベルギーGPへ向けてスポーツ心理学者がサポ―ト…メンタル面に“メス”

 フリー走行で見せる走りが、公式予選になると影を潜める。角田に過度のプレッシャーがかかっていることが要因のひとつと判断したレッドブルは、チームからスポーツ心理学者を派遣した。角田自身も、英国GPを前にして、ホーナー前代表やマルコ氏のアドバイスを受ける形で、英国南部へ“小旅行”に行ったと明かしている。
「僕に新鮮な空気を吸わせて、リセットさせたかったんだと思っている。そのためにレッドブルのスタッフも同行させてくれた」
 そして英国GP直後の9日にレッドブルに激震が走った。
チームがF1に参戦した2005年から代表を務めてきたホーナー氏の電撃解任。姉妹チームのレーシングブルズで代表を務めていたメキース氏が後任に就いた電撃人事を敢行したのだ。
 その人事が窮地の角田にとって追い風となる可能性がある。
 F1界のレジェンド、ミハエル・シューマッハ氏(56、ドイツ)の実弟で、ウィリアムズで6度優勝したラルフ・シューマッハ氏(50、同)は、英国の専門メディア『PLANETF1.COM』で「角田にとって不幸中の幸いになるかもしれない」と断言した。
「エンジニア出身のメキースはレッドブルだけでなくフェラーリにも長く在籍し、マシンをよく理解している点で、レッドブルを現在の低迷から脱出させるための第一歩になると期待される。近年のレッドブルに欠けていた人間的な側面も持ちあわせていて、さらなるサポートが期待できるメキースの代表就任を角田も喜んでいるはずだ。メキースの新たなリーダーシップのもとで、角田が変わる可能性がある」
 メキース氏は昨季に古巣へ戻り、レーシングブルズの代表に就任した。在籍4年目の角田は24戦中で9度の入賞を果たし、豪州、マイアミ、サンパウロ各GPでは7位をマーク。ドライバーランキングでは自己最高の12位につけるとともに、ローソンに代わって昇格する今季2戦目まで好調を持続した。

 

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