
「特等席は295万円」大谷翔平をヤジってハイタッチ“洗礼”を受けたパ軍ファンが一部始終を衝撃激白…「投げキスで去っていった」「見たか!ホームランだ!」「ベッツも睨んできた」
「大谷のことはすぐに分かった。すごく大きい。野球選手たちを目にして、彼がその選手だという感じだった。だから彼に最初に言ったことは、『くそったれ。お前はザ・ロック(人気プロレスラーで俳優)とジェット・リー(映画少林寺などに出演しているアクション俳優)を合わせたようだ。何が起きているんだ』だった。彼は、ただ大きいから、それが彼に向けて最初に言ったことだった。だが、あそこでは、ほとんどの選手が試合に集中している。もし目の前にいれば選手たちの耳に入るだろうが、彼らは気にすることはない。だから彼(大谷)は最初は何も言ってこなかったんだ」
試合展開はドジャースが先制したが、先発の山本由伸が3回に逆転を許して、5回まで1-2でパドレスにリードを許していた。
「我々のチームがリードし始めた。だから私はドジャースのダグアウトを見て『ドジャース、ごめんね』と言っていた。だが、私の義理の兄弟が『知っているか。大谷は最近いいプレーができていないんだ。前の打席まで10打数無安打だった』と教えてくれた。それで私は『分かった』となり、(9回に)大谷の前の打者(ダルトン・ラッシング)が打席に立っているときに『ピッチャー(松井裕樹)。この打者をやり通せば、次の打者は10打数無安打だ。お前は大丈夫だろう。この打者をやれば、次の奴は、10打数無安打だ。彼(大谷)なら(打たれないから)大丈夫だ』と言った。その時、彼(大谷)を見たら薄目で睨みつけてきた。それで私は『ああ、もしかしたら彼は打つかもしれない』と思ったんだ。私がそれを言った直後に彼はホームランを打った。そして振り向いて私の目を見てこっちを指さしてきたんだ。私は『やばい!』と思ったが、ただ面白かったね。笑い転げて、みんなで楽しんだ」
これが大谷を怒らせたヤジの正体だったのだ。
ちなみに大谷は本塁打を放つまで14打席ノーヒットだった。
そしてハイタッチの瞬間がやってくる。
「彼がホームランを打った時に、隣の席にいた友人のライアンに『彼がこっちにやって来るぞ』と言った。そうなるだけのものがあると私には分かっていた。彼はトラッシュトークを仕掛けられていたのは分かっていたからね。彼は三塁を回っくると、こっちにやってきて『ハイタッチをしよう』と言ったんだ」
実は、次打者のムーキー・ベッツも、ジーン氏を睨みつけていたという。
「彼も振り向いて『いったい誰に向ってお前は話しているんだ』と横目で見てきた。まるでマイケル・ジョーダンを挑発しているようで、お前は何をしているんだと。そんなことをするからこういうことが起きるんだと。ドジャースのダグアウトのメンバーからさえ、彼が(ハイタッチに)やってきたときに“そういうことだ。受け止めろ”と言っているようだった」
7回にラッシングが勝ち越しの3ランを放った際にも大谷とジーン氏の間でやりとりがあったという。