
「特等席は295万円」大谷翔平をヤジってハイタッチ“洗礼”を受けたパ軍ファンが一部始終を衝撃激白…「投げキスで去っていった」「見たか!ホームランだ!」「ベッツも睨んできた」
「皮肉めいたお返しだった。彼は面白い。彼の仲間(ラッシング)がホームランを打った時も、彼はルーキーみたいな選手だったので、『ルーキーはこんなことをしないぞ』と言ってやった。すると、彼(大谷)はこっちを振り向いて『見たか、見たか?ホームランだ、ホームランだ』と言った。楽しかった」
そして映像には映っていなかったが、8-2でドジャースが勝利して、ベンチ前での勝利儀式が終わった後に、大谷が再びジーン氏の元に近寄ってきた。
「試合後に私のところにまたやってきた。私を見てハイタッチをして、投げキスをして去っていったんだ。彼は笑っていた。メディアがそれを目にすることがなくてよかったよ。『自分は一体何をしたんだ?』とも思ったが、面白かった。自分でも同じことを100%するだろうからね。そのことに私は敬意を払っている」
大谷の超異例の行動はジーン氏の心に刺さった。
「自分は熱心な野球ファンではなかったから、あの瞬間がこれほど大きなものだとは思わなかった。その後、あらゆるメディアが取材してきて、電話が鳴り続けて、それがどういうものかと理解した。彼はGOAT(史上最高)だ。マイケル・ジョーダンを目にしているようだ。彼は野球界ではそういう存在なんだと思う。GOATに話しかけられることって何度あるだろうか。勝者がどういうものかを目にするのは凄いことだと思う。私が『10打数無安打で沈黙している。大谷は10打数無安打で7億ドルだか10億ドルだかもらってこれなのか』と言えば、彼は『オッケー』と頭の中で笑っている。そしてホームランを打つ。凄いものを目にした。パドレスファンには、ごめんなさいだ。私の行動(ヤジ)で負けにつながったと思う」
そして大谷へのメッセージは?と聞かれてこう答えた。
「尊敬している。あれこそ(ハイタッチ)GOATのやることで、君のやることだ。どのようにヤジに反応したかを気に入っている。それを楽しんで私を黙らせた。ただ敬意あるのみ。彼には優れた才能がある」
最後にジーンさんはこう予告してインタビューを終えた。
「プレーオフになったらあのボックス席に戻ってまたヤジり続けるよ」
ドジャースとパドレスのレギュラーシーズンの戦いは終了したが、おそらく再びポストシーズンで激突することになるだろう。その時、ジーン氏はどんなヤジを飛ばし、大谷はどう応じるのだろうか。