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角田裕毅が来季の残留をかけたオランダGP公式予選で12位と出遅れた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
角田裕毅が来季の残留をかけたオランダGP公式予選で12位と出遅れた(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「とても奇妙な結果だ」角田裕毅がオランダGP予選でミスがないのに12位に沈み困惑…来季残留をかけたレース第1弾でQ3進出逃し「もはや残留はありえない」と英専門メディア

 F1の今季第15戦、オランダGPの公式予選が30日に同国北部のザントフォールト・サーキットで行われ、レッドブルの角田裕毅(25)が2回目(Q2)で12番手に終わり、3回目(Q3)進出を逃した。角田は、最後のアタックでベストタイムを更新できず、カットラインに0秒150及ばなかったが、アップデートされているマシンへの手応えがありミスもなかったため「とても奇妙な結果だと言わざるを得ない」と戸惑いを隠さなかった。来季の残留の行方が残りのレース結果に委ねられモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ氏(82、オーストリア)が、その決定期限を「9月か10月」と明言している中で海外メディアは「もはや残留はありえない」と厳しい見方を示した。

 0秒150差でQ3進出逃す

 来季への生き残りをかける後半戦の初戦で、角田がいきなりつまずいた。
決勝のスターティンググリッドを決める重要な公式予選で、15台で争われるQ2で12番手に終わり、10台によるQ3へ進めなかった。
 最初のアタックで1分9秒622をマーク。8番手につけたものの、最後のアタックでタイムを更新できない。他車がタイムを伸ばすなかで10番手へ後退。さらにアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(44、スペイン)とレーシング・ブルズのリアム・ローソン(23、ニュージーランド)にも抜かれて時間切れとなった。
 Q2で10番手だったウィリアムズのカルロス・サインツ(30、スペイン)との差は0秒150だった。英国のモータースポーツ専門メディア『CRASH.NET』が、公式予選の結果に戸惑いを隠せない角田のコメントを伝えた。
「正直、自分にもっと期待していた。マシンのフィーリングはとてもよかったし、これまでのどのレースよりもマシンをよくコントロールできていた。ミスもほとんどしていないし、コーナーごとにほんの少しでもタイムを縮めようと、エンジニアたちが懸命に作業する姿も見てきた。この週末を通じて、どれだけ進歩してきたのか。なのに、マシンのフィーリングと実際に予選で出したラップタイムが一致していない。とても、とても奇妙な結果だと言わざるを得ない」
 自分の手応えとしては、Q3進出は当然だと感じていたのだろう。だからこそ、ピットで待機している間にアロンソとローソンに抜かれた状況を知った角田は表情をしかめ、首を大きく横に振りながら悔しさを露にした。
 しかし、角田は1回目(Q1)もギリギリで通過していた。最初のアタック以降はなかなかタイムを伸ばせず、敗退圏内の17番手にまで後退した状況で迎えた最後のアタックで1分9秒954をマーク。12番手に浮上して何とか通過していた。
 レースごとに肉迫している、と角田が手応えをつかんでいた絶対的エース、マックス・フェルスタッペン(27、オランダ)は当然のようにQ3へ進出し、1分8秒925で3番グリッドを獲得した。初日のフリー走行2回目(FP2)で0秒317に迫った角田だったが、公式予選では逆に0秒697差に広げられた。
 さらにレーシング・ブルズのルーキー、アイザック・ハジャー(20、フランス)がQ3で1分9秒208をマーク。自己最高位の4番グリッドを獲得した状況を、米モータースポーツ専門メディア『motorsport.com』はこう伝えた。
「オランダGPの公式予選を終えた角田は、かつてないほど大きなプレッシャーにさらされている。マシンに待望のアップデートが投入され、今週末のレースに対して自信を膨らませていたはずの角田は、予期せぬQ2敗退に困惑を隠せないでいる」

 

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