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メジャーが今オフ狙うのは西武の今井達也(中)、ヤクルトの村上宗隆(右)、巨人の岡本和真(左)の3人だ
メジャーが今オフ狙うのは西武の今井達也(中)、ヤクルトの村上宗隆(右)、巨人の岡本和真(左)の3人だ

メジャーが狙う3人の”お値段”!スカウト20人集結の西武・今井達也に約297億円、メッツ、パドレス視察のヤクルト・村上宗隆は「それ以上の可能性」、巨人・岡本和真は約74億円…米ESPN報道

 2人目にあげたのが、復帰後に33試合で17発の驚異的なペースで本塁打を量産しているヤクルトの村上。メッツのデービッド・スターンズ編成本部長や、パドレスのA.J. プレラーGMが直接視察しており、プレラーGMは8月30日の神宮での広島戦で村上がバックスクリーンに3発を放り込んだ試合を見届けたという。ちなみにプレラーGMは今井が完封した2日の楽天戦も観戦している。
「今季はケガで出場が限られているが、身長188cm、体重97kgの村上は驚異的な左打ちの長打力を示している」として、驚異的な本塁打ペースと、3年前に56本塁打を放ち、王貞治氏のシーズン最多本塁打記録を塗り替えたことを紹介した。ただこうも付け加えた。
「三振が多いことや、守備面では(三塁ではなく)一塁または、左右翼へのコンバートが必要かもしれない点が懸念されているが、その長打力は”海を越える”と評される」
 村上の市場価格については「シーズン終盤にかけて長打力を再び爆発させれば今井以上になる可能性もある」とした。
 25歳でFAとなる選手は、アレックス・ロドリゲス以来で球団が選手の”26~29歳シーズン”を確保できるのは「極めて魅力的で特に村上のような逸材ならなおさらだ」とその年齢が市場価格をアップさせているという。
 村上に関してはヤクルトは今オフのポスティングによるメジャー移籍を容認する方針を明らかにしている。
 そして3人目が5月に左肘の靭帯を痛めて約3か月のブランクを作った岡本だ。
 同記事は「2018年に巨人でレギュラーに定着して以来、NPBで最も安定した長距離砲と評価されている」とし、復帰後に打率.314をマーク、四球21、三振23とバランスの取れた打撃を見せ、201打席で11本塁打を放っていることを紹介した。ただ契約年数は「今井や村上より短くなるだろう」との見立て。
 それでも「5000万ドル(約74億2500万円)超の契約は十分現実的。9月の成績次第では肘の回復が完全に証明され、評価もさらに上がる可能性がある」としている。だが、岡本に関しては巨人はポスティングを容認するかどうかの方針をまだ明確には示していない。メジャーが注目の3人の今オフの動向から目が離せない。

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