激震!「最悪の契約だった」ドジャースが今オフ26億円コンフォートや20億円イエーツのなど“不良債権”を大量カットへ…米メディアが報じた「絶対に残留しない6人」とは?
 同メディアはワールドシリーズの第7戦の9回に起死回生の同点アーチを放ったロハスの名前もピックアップした。
 ただ「絶対に残留しない6人」ではなく「おそらく残留しない」のカテゴリーだという。
 ロハスはリーグ優勝決定シリーズの後に2026年限りの引退を表明して衝撃を与えた。同メディアは、「来季にもう一度ドジャースでプレーする可能性が残されている」とした上で、こう見解を伝えた。
「毎年のように繰り返される“ドジャースは彼を残すべきか?”の議論がまた始まる。ファンの間では意見が分かれるが、チーム内でベテランとして非常に慕われており、ワールドシリーズの第7戦では攻守両面でチームを救う活躍を見せた。打撃成績はごく平均的だったが、守備は依然として優秀で大舞台で輝いた。ドジャースは“思い出補強”で彼を残す可能性がある。ドジャースはしばしば全盛期を過ぎたベテランを残したがる傾向にある。だが、ベンチの強化を優先し、“いい形での別れ”を選ぶ可能性もある)とした。
 ロハスは今季114試合に出場し、打率.262、7本塁打、27打点に成績に留まり、ポストシーズンでは当初控えに回った。
 だが、センターのアンディ・パヘスの不振を受けてロバーツ監督は、ワールドシリーズの第5戦からトミー・エドマンを二塁からセンターへ回し、ロハスを「9番・二塁」でスタメン起用し、最後の最後にチームの勝利に大貢献した。
 ロハスに関しては、一方で残留を予想するメディアもある。
 同じくドジャースの専門メディアである「ドジャーネイション」は、ロハスが、ポストシーズン前にチーム残留を熱望していたことを伝えた。
「残留したいか?100%、そうだ。ドジャースとあと1年間契約することが私の最優先事項。私はそれをやりたいと思っている。その後、私のキャリアがどこへ向かうのかを再評価したい」
 ロハスの残留は条件次第ということになるのかもしれない。
 そして最後の5人目がキケ・ヘルナンデスだ。
 同メディアは「ロハスと同様にヘルナンデスもクラブハウスでは人気者。彼がポストシーズンで見せる爆発力もよく知られている」としたものの「今年は期待外れだった」と厳しい評価を与えた。
「ドジャース打線全体が苦しんでいたのは確かだが、彼の打率/出塁率/長打率は.273/.317/.400は、2018年以降最悪の10月の成績だった。第5戦でソロ本塁打を放ち、チームを鼓舞したが、シリーズ通算ではわずか4安打だった」
 最終結論として「もしドジャースが彼と再契約するなら、今季と同様に“ロスターがすべて整った最後の段階”で行うだろう」とした。
 一方で補強の有力候補としてカブスの元打点王のカイル・タッカーやヤクルトからポスティングによりメジャー挑戦する村上宗隆の名前が挙がっている。いずれにしろワールドシリーズでの3連覇を狙うにはチームの再編成が不可欠。来季のドジャースの顔ぶれが変わることは間違いなさそうだ。

