「王冠クラスの投手」メジャー挑戦容認の今井達也にヤンキースが“超本気”?!…大谷翔平をキリキリ舞いさせたブ軍新人に似た変化球に「先発3番手」で8年約293億円の評価も
CBSスポーツは、ジャイアンツのザック・ミナシアンGMの 「投手を補強し、層を厚くし質の高い戦力を見つけられるのであればできる限りそうしていくつもり」とのコメントを紹介し、今井の獲得に乗り出す可能性とリンクさせ、MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者もジャイアンツを有力チームのひとつにあげた。
スポーツイラストレイテッド誌は、ドジャースとワールドシリーズを戦ったブルージェイズの獲得の可能性をこう伝えた。
「ロス・アトキンスGMは先発投手の補強を目指すと明言している。もしチームがすでにその目標に照準を合わせているのであれば、日本人市場で今井を獲得して“インパクトのある補強”を実現することは短期的にも長期的にも有益となり得るだろう」
またニューヨーク局「SNY」はメッツの可能性を報じた。
「ローテー強化を目指すメッツが獲得可能な高水準の先発投手リストにもう一人注目すべき名前が加わった。日本のエース、今井だ。今井の投球は高水準と評価されており、山本由伸のような“絶対的エース”とは見なされていない評価もあるが、今井は相対的に大きな契約を手にすることが予想されている。今井は日本からの投手の中では“王冠に値する存在”となるだろう」
そして最も本腰を入れていると“本命”として複数メディアが報じたのが、名門ヤンキースだ。過去に松井秀喜、黒田博樹、イチローまでが所属したが、田中将大を最後に主力となる日本人選手は出ていない。大谷翔平や山本由伸の争奪戦に参戦したもののドジャースに敗れた。今季のプレーオフでは、リーグ優勝決定シリーズで敗退して、ドジャースにリベンジを果たすこともできなかった。
敏腕で知られるフランシス・ロメロ記者はXに「情報筋によると、ヤンキースが今井獲得の有力候補の一つになると見られている」と投稿した。ヤンキースは、ゲリット・コール 、 カルロス・ロドン 、クラーク・シュミットが手術明けでシーズン序盤の欠場が予想され、しかも、コールが35歳、ロドンが32歳、今季19勝5敗のマックス・フリード も来季には32歳になるなどローテーの高年齢化が問題になっている。

