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リリーバーとしてWシリーズ連覇に貢献した佐々木が来季は先発で3連覇の力に?!(写真:Creative 2/アフロ)
リリーバーとしてWシリーズ連覇に貢献した佐々木が来季は先発で3連覇の力に?!(写真:Creative 2/アフロ)

「ロウキは理想的な先発5番手になりえる」ロバーツ監督が佐々木朗希の先発復帰を明言しMLB公式サイトは「WS3連覇に火をつける可能性のある”脇役”の6人」のトップに指名

 来季先発に戻るチームの構想を伝え、「2025年の8先発のすべてで2四球以上を出すなど、四球の多さを改善する必要はあるが、100マイル(約161キロ)超えの速球と鋭いスプリッターが健在なら先発ローテーに残る可能性は十分だ。山本由伸、大谷翔平、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーに続く“理想的な5番手”になりえる」との見解を記した。
 地元紙「オレンジカウンティレジスター」によると、ブランドン・ゴードンGMは、「まだ流動的で先発の見通しは立っていないが(6人ローテーションは)もちろん選択肢の一つ。状況次第だ」と、6人ローテー構想の可能性を明かしている。
 ロバ―ツ監督はメジャーでは一般的ではない佐々木の中6日での先発起用案を口にしたが、6人ローテーであれば中6日間隔での起用は可能になる。
 来季は大谷が開幕からローテーに加わる方向で、サイヤング賞投票で3位に入り、ワールドシリーズでMVPを獲得して、エースの存在感を示した山本に、スネル、グラスノーで4本柱を形成。5番手、6番手をエメット・シーハンと佐々木が争い、さらに手術の影響で今季は登板できなかったギャビン・ストーン、リバー・ライアンも復活予定となっている。
 またMLB公式サイトは「3連覇に火をつける可能性のある6人」の佐々木に次ぐ残りの5人を順番にこう示した。
 守護神として期待されて4年7200万ドル(約112億円)の大型契約でパドレスからFA移籍してきながらも、終盤に失敗が続き、信頼を失ったタナー・スコットの復活。捕手&外野で期待されるトッププロスペクトのダルトン・ラッシング、「スーパーサブ」としての期待が高い韓国のキム・ヘソン、トミー・ジョン手術から復帰のライアン、そして二塁、遊撃、三塁と内野をすべてカバーできるアレックス・フリーランドの5人。果たして1998年から2000年にヤンキースが成し遂げて以来となるワールドシリーズ3連覇に向けて、現段階では“脇役”の立場にいる佐々木らが、その原動力になるのだろうか。

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