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角田裕毅のラストランに波紋が(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
角田裕毅のラストランに波紋が(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

角田裕毅のラストランに波紋?!「もしかしたら君には厳しすぎたのかもしれない」フェルスタッペンの逆転V援護失敗を皮肉ったSNS投稿に4年前成功のペレスが同調して物議を醸す

 F1ラストレースだったアブダビGP決勝でマックス・フェルスタッペン(28、オランダ)のドライバーズ選手権の逆転Vを援護できなかったレッドブルの角田裕毅(25)へ元レッドブルのセルジオ・ペレス(35、メキシコ)が痛烈な皮肉を浴びせた。ペレスはSNSで同選手権でトップに立つマクラーレンのランド・ノリス(26、英国)をブロックする指示を遂行できずペナルティを科された角田を「もしかしたら君には厳しすぎたのかもしれない」と批判する声に「たぶんね」と同調。これに28万件もの「いいね」がつくほど波紋を広げた。

ペレス(一番右)は昨年まではレッドブルのセカンドドライバーだった(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

 わずか7文字の英単語に痛烈な皮肉が込められていた。
 来季からリザーブ兼テストドライバーへ降格する角田が臨んだ、レッドブルでのラストレースとなるアブダビGP決勝。10番グリッドからスタートした角田は、23周目でドライバーズ選手権の逆転Vを狙うフェルスタッペンを援護する指示を陣営から受け、トップに立つノリスを必死にブロックしたが空回りに終わった。
 しかもノリスに対して危険な走行をしたとして5秒のタイムペナルティを科され、14位でフィニッシュした決勝後には、ペナルティポイント1も科された。フェルスタッペンは優勝したものの、ノリスも3位でフィニッシュ。ノリスが4位以下なら逆転Vが可能だったが、わずか2ポイント差で5年連続の王者獲得を逃した。
 そして角田の力不足を7文字の英単語「Perhaps(たぶんね)」とともに、笑い涙を流す絵文字を添えて自身のX(旧ツイッター)で皮肉ったのがペレスだった。
 実は、アブダビGP決勝が終わった直後から、SNSでは昨季までレッドブルのセカンドドライバーを務め、1年のブランクを経て、来季からF1へ新規参入するキャデラックで復帰するペレスの画像がすさまじい勢いで拡散されていた。
 人気映画シリーズ『アベンジャーズ』に登場するサノスの画像とペレスの画像を上下に置いた、この投稿には、サノスが劇中で発した有名なセリフが添えられていた。
「Perhaps I treated you too harshly(もしかしたら君には厳しすぎたのかもしれない)」
 この合成画像を投稿したのはF1に関するユニークな画像や動画を共有する『F1 TROLL』というアカウント。フェルスタッペンの援護は角田には厳しかったと、F1ファンの間で大きな反響を呼んでいた中で、ペレスが即座に「たぶんね」と同調。
 ペレスの引用ポストのインプレッションは日本時間9日朝の時点で1100万件近くを記録。リポストは3万4000件を数え、さらに「いいね」に至っては28万件を超えるほど波紋を広げた。

 

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