衝撃事実!「寸前で変わった」角田裕毅が直前まで来季も残留の方向だったことを「DAZN」番組で明かす…「1年間、リザーブ兼テストドライバーで終わらないかも」と来季途中の復帰可能性も示唆
そしてさらなる爆弾発言があった。
来季はレッドブルのリザーブ兼テストドライバーとして1年を過ごし、ドライバーの大シャッフルが予想される2027年のF1復帰を目指すことになるが、シーズン途中の昇格の可能性を示唆したのだ。
「もしかしたら僕は1年間、シミュレーターやリザーブドライバーでは終わらないかもしれない。いろんなシチュエーションを聞いてはいる」
実はメキース代表も角田のシーズン途中の昇格の可能性について「ザ・スター」など海外メディアでこう言及していた。
「裕毅は再びチャンスを得るだろう。私はそのように願っているし、実際にそうなると思っている。確かに彼は来季、我々のリザーブ兼テストドライバーになる。しかし、何が起こるのかは誰にもわからない。我々は過去にも、かなり素早い段階でドライバー交代の決断を下すことで有名なチームだった」
レッドブルは今季2戦で結果を出せなかったローソンと角田の入れ替えを実行している。
「ひとつ思い出すことがある。昨季終盤に裕毅は(レーシングブルズで)とても良い走りをしていた。レーシングブルズからリアムがレッドブルへ昇格したのは、裕毅にとって受け入れ難いほど厳しいものだった。彼は『自分にいつチャンスは来るのか』と思いながら冬に入り、我々は当時のチームで『すべてを最大化して、星をつかみにいく』という目標を設定した。するとわずか3レース後には、裕毅はレッドブルのマシンを運転していた。未来に何が起きるかなんて、誰にもわからないんだ」
しかも、角田の才能と実力を認めているように見えなかったマルコ氏が退団し、シーズン途中の昇格に反対する“障害”がなくなった。
エースのマックス・フェルスタッペンに合わせたセッティングで角田も苦労したマシンに経験の浅いハジャーが適応できず、結果を残せなかった場合、角田がシーズン途中に昇格する可能性はあるのだろう。
角田がすでに「聞いている」とした「いろんなシチュエーション」とはそれを示しているのかもしれない。
だからこそ角田は来季へ向けて「モチベーションは高い」と明言した。
「僕はまだ25歳ですし、まだノビシロあると思っている。これからですね。チャプターは変わるかもしれないが、どう変化するか自分自身で楽しみ。見えなかった部分が見れて違った角度から新しい勉強をしたり、強くなっていくことが楽しみ」
そう言った角田はファンへのメッセージを求められ「一瞬の休暇を取りますが、強くなってもっと応援してもらえる選手になりたい」とも語った。
「一瞬の休暇」とは、長い1シーズンのことではない。角田の2026年には何かが起こりそうである。

