ミラノ五輪開会式の“AIアニメ”にSNSで「陳腐で下品」「素晴らしい開会式が陳腐なAIで台無し」と批判殺到…イタリア人気女優がアニメ化され冬季五輪100年の歴史を振り返る演出
米エンターテイメント系サイトの「The wrap」は「冬季五輪の開会式、AI生成の“雑な映像”に視聴者からの批判爆発」との見出しを取り「過去100年の五輪を振り返るAI生成のフラッシュバック映像が、視聴者から“出来がひどい”として嘲笑と批判を浴びている」と伝えた。
同サイトは、Xに投稿された「AIを使うことで、アニメーターの仕事を奪っている」「冬季五輪の開会式で、こんなクソみたいなAIの雑な映像を使うなんてあり得ない。才能あるアニメーターなら、喉から手が出るほど欲しがる仕事だ。無償でも引き受けたい人はいくらでも見つかったはずだ」との声を紹介した。
他にもSNSでは、「これはとても皮肉で、AIの使用はセレモニーの冒頭がルネサンス美術と人間の創造性を祝うことについてだったのとは全く逆です」「最初にアートについて大真面目に語っておいて、こんなものを出してくるなんて信じられない。私は呆れ果てた」「気持ち悪い。君はアートがどれだけ素晴らしいか、自然を守ることの重要性を示したばかりなのに、堂々とAIを使ってしまうなんて。陳腐で下品だ」と、冒頭の演出と、あまりにも対照的だったことを指摘して批判する意見も少なくなかった。
また米サイトがピックアップしたように、AIでなく才能あるアーティストにアニメ映像の制作を任すべきだったとの辛辣な声も多かった。
「これはAIスロップだ。スポーツやアーティストを称賛しながら、この画像生成ツールで彼らを侮辱するのは失礼だ。イタリアには才能あるアーティストや美術学校がたくさんあるのになぜこんなのを使うのか」
「100周年記念式典のためのAI… アーティストに報酬を払えなかったのですか? 恥を知りなさい!」
あえてAI時代を象徴するために陳腐なAI映像を使ったのかもしれないが、素晴らしい式典にケチをつける結果となってしまった。

