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失意の世界戦中止後にドバイでリフレッシュして拳四朗が帰国した
失意の世界戦中止後にドバイでリフレッシュして拳四朗が帰国した

「さすがにむかついた。ウソでもしんどそうなふりしとけ!」世界戦中止の拳四朗がドバイ経由で帰国し緊急入院のはずの王者を朝食会場で見かけた事実明かす…陣営はIBFに再戦要求…「通常なら王座剥奪」の声も

 プロボクシングの元2階級制覇王者の寺地拳四朗(33、BMB)がサウジアラビアからドバイで年越しを終えて2日、帰国した。サウジアラビアの「The Ring V: Night of the Samurai」(12月27日)でIBF世界スーパーフライ級王者のウィリバルド・ガルシア(36、メキシコ)に挑戦予定だったが、王者が脱水症状を起こしたことで前夜遅くに中止が決定。緊急入院したことになっていたが寺地は翌朝の朝食会場で見かけ「さずかにむかついた。ウソでもしんどそうなふりしとけ」と怒りが増したという。一部の関係者は剥奪の可能性を示唆したが、陣営ではIBFにガルシアとの再戦を働きかけるという。

 ドバイでリフレッシュもサウジ会場で2度泣く

 拳四朗スマイルが戻った。
 サウジでの失意の涙の会見から6日。ドバイへ飛び、そこで年越しを迎えた拳四朗は気持ちをリフレッシュして帰国した。
「カウントダウンの花火とか凄かったしリフレッシュできました。楽しかったし、充実していました」
 幻想的な花火による年越しのカウントダウンや日本円で5万円もするファストパスを購入しながら2時間も並んで映画「ミッションインポッシブル」でも登場した“世界一高いビル”の「ブルジュ・ハリファ」の展望デッキにも上がった。
 だが一方で「一番モヤモヤが残る感じだったから、余計、こういうリフレッシュが必要だったのかなと思います。 楽しめたんで結果良かったですけど、不思議な感覚はある。時間が経つしかないんですけど…」との悔しさは残る。
 再起戦即3階級制覇の大舞台が用意され「過去最高のモチベーション」でサウジに乗り込んだが、王者のガルシアが前日計量、その5時間後のセレモニー計量を終えた後に、嘔吐するなど体調不良を訴え、コミッションやプロモーターに報告せずにまマネージャーが勝手に病院へ連れていき脱水症状の診断でドクターストップがかかった。試合前日の午後10時過ぎに世界戦の中止が決定して陣営に連絡が入った。
 主催者に名を連ねるリング誌はXの速報で「入院した」と報じたが、脱水症状で、緊急入院したはずの王者ガルシアが、その翌朝の朝食会場で何食わぬ顔で食事をしている姿を拳四朗が目撃したのだ。
「さすがにムカつきましたよね。目があって気まずそうな顔をしてたぐらいです。話はしていません。しんどそうなふりでもしといてくれ。と。でもドクターストップと言われているからしゃないですよね」

 謝罪もなかった。
 BMBジムと協力関係を築き、拳四朗をバックアップしている三迫ジムの三迫会長は「前夜にホテルに帰ってきたガルシアの姿を目撃した」という。
「元気じゃないか、歩いているじゃないか、と。病院で(脱水症状)の処置をしだけで入院じゃないですよ。中止とは聞かされたが、サウジアラビアコミッションからは詳しいことを知らされていなかったから、ギリギリまで正直、何が起こるかわからないと思っていたんですよ。ガルシアだって、普通なら“やらせて下さい”となるはずですよね」
 拳四朗は、2時間しか眠れず、大逆転の可能性を待ったが、翌日にも中止の結論は変わらなかった。総合娯楽庁のトゥルキ・アルシェイク長官は、Xに代替選手との試合の可能性を投降したが、計量など正式な手続きを踏んでいない試合は、到底実現は不可能。
 拳四朗は会場で記者の取材に応じて号泣した。当初は拳四朗の世界戦中止で4試合となった興行を控室のモニターで見る予定だったが、「さすがにしんどすぎてでももう一回ホテルに帰ろうと思った」という。
 だが「何とか耐えて」会場のリングサイドに座ったが、堤麗斗(志成)の第1試合が始まると、再び涙があふれたという。
「かなりきつかった。最初の方でやっぱり泣いちゃいました。後半の方は見れましたけど」

 

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