• HOME
  • 記事
  • 五輪スポーツ
  • もう八村塁は文句を言わない?「人事に選手の意見が影響したことはない」ホームズ解任→八村引き金説を否定した協会が琉球HCの桶谷大+2人のNBAコーチ経験者の日本男子代表新指導体制を発表
男子日本代表新HCに就任した琉球ゴールデンキングスの桶谷大氏(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
男子日本代表新HCに就任した琉球ゴールデンキングスの桶谷大氏(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

もう八村塁は文句を言わない?「人事に選手の意見が影響したことはない」ホームズ解任→八村引き金説を否定した協会が琉球HCの桶谷大+2人のNBAコーチ経験者の日本男子代表新指導体制を発表

 そして今回の新体制の肝はアシスタントコーチにNBAの指導経験者を2人揃えたことだ。シーホース三河のHCであるリッチマン氏は、NBAのワシントン・ウィザーズで、育成担当コーチ、戦術・分析コーチを経て、2020年から2023年までアシスタントコーチを務めた経験がある。
 また吉本氏は、日本人として初めてNBAでアシスタントコーチを務めた。2011年にNBAの名門シカゴ・ブルズのビデオコーディネーターという下積みからスタートして、ウクライナ代表の専属ビデオコーディネーターも経験、2016年から2019年は、ミネソタ・ティンバーウルブズでスペシャルアシスタント、2020年から2024年には、ニューヨーク・ニックスでヘッドコーチ補佐、アシスタントコーチを務めた。 昨年からは、デンバー・ナゲッツ傘下のGリーグ、グランド・ラピッズ・ゴールドでアシスタントコーチを務めている。
「世界を知っている人がいない」と苦言を呈していた八村を納得させることのできる陣容だろう。
 そして、コミュ力の高い桶谷氏は、アシスタントコーチの役割をしっかりとマネジメントできる調整型リーダーである。
 島田会長も「ヘッドコーチ一人で勝てるわけではなく、優秀な参謀など、いかにハイレベルなメンバーを集めていけるかが大事になります。このスタッフ陣を生かすためにはヘッドコーチのリーダーシップ、マネジメントスキルが非常に大きいポイントだと判断しています」と桶谷氏のマネジメント能力へ期待を寄せていた。
 桶谷氏のチームディフェンスをベースにしたバスケットスタイルが、八村の求めるバスケットに合うかどうかはわからない。
 しかし、協会としては「最強の布陣」で来年のワールドカップ、そして2年後のロス五輪へ挑みたいと考えている。
 八村の代表チームへの参加について問われた島田会長はこう答えた。
「我々としては、NBAでプレーしている選手2人(八村、河村)に対して代表に参画してもらうことをお願いしていくスタンス。ヘッドコーチが誰であるかということではなく、最強のチームを目指すのが、JBAとしての第一義的な使命だと考えています。手応え?いろいろな事情がありますので、私の立場から手応えや感度といったところまで言及するのは、なかなか言いづらい部分ではあります。ただそうしたことが常にできるように、日本にいるメンバーはもちろん名前を挙げていただいたような選手と、日頃から信頼関係を築き、コミュニケーションを取り、いつでもそういったことをダイレクトに話せる状態は作ってきています」
 新体制は、いきなり2月末の来年のワールドカップの出場権を争うアジア地区予選の韓国、中国戦で、その真価を問われることになる。

関連記事一覧