• HOME
  • 記事
  • 五輪スポーツ
  • 菅野智之が1年約8億円でロッキーズと契約合意…1年目から半額以下に減額も「高地にあり“打者天国”球場での登板を受け入れてもらうのが難しい球団なのに…」と勇気ある決断を評価
ロッキーズが菅野智之と1年約8億円で契約合意(ロッキーズ公式Xより)
ロッキーズが菅野智之と1年約8億円で契約合意(ロッキーズ公式Xより)

菅野智之が1年約8億円でロッキーズと契約合意…1年目から半額以下に減額も「高地にあり“打者天国”球場での登板を受け入れてもらうのが難しい球団なのに…」と勇気ある決断を評価

 ロッキーズがオリオールズからFAの菅野智之投手(36)と1年510万ドル(約7億9000万円)で契約合意したことを公式Xで発表した。MLB公式のトーマス・ハーディング記者が第1報を伝え、ESPNのジェフ・パッサン記者が条件面を伝えた。菅野にはアスレチックス、ナショナルズ、パドレス、ロッキーズの4球団が興味を示していると報じられていた。3月5日に開幕するWBCの日本代表に選ばれている菅野にとっても朗報となった。

 昨季まで4年連続最下位のチームの再建切り札として

 行先の決まらなかった菅野のメジャー2年目は「打者天国」とされる標高1600mにあるクアーズフィールドを本拠地とするロッキーズに決まった。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属、ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースと同じナ・リーグ西地区に所属するチームだ。
 菅野はメジャー1年目となった昨季オリオールズで途中アクシデントによる怪我もあったが、ほぼローテーを守り30試合、157回を投げ、10勝10敗、防御率4.64、106奪三振をマークした。だが、オリオールズは再契約を求めず、菅野はNPB復帰を拒否して、FAとなりメジャーでの新天地を探していたが、36歳の年齢がネックとなり、移籍先が見つかっていなかった。
 米CBSスポーツは1月下旬に「中5日のローテーを確実に守り、162試合のレギュラーシーズンを最後まで貫けるローテーの後方(5番手、6番手)の先発が必要なチームが菅野にとって最も理にかなっている」と予想。 「その条件に合っている」移籍先球団としてアスレチックス、ナショナルズ、パドレスの3球団をあげ、「菅野に(標高が高く投手不利の)クアーズ・フィールドで投げる意思があるならロッキーズもうまくいく可能性がある」との見通しを伝えていた。
 菅野はオリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で契約を結んでいた。半額以下の条件となったが、36歳と1年目の成績から500万ドル(7億7000万円)前後になることが予想されていた。
 残ったFA選手に関しては、各球団のバッテリーキャンプが始まる2月10日前後がデッドラインとされていたが、菅野はギリギリのタイミングで契約合意にこぎつけた。

 

関連記事一覧