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男子1000mで接触妨害を受けたオランダの金候補が中国の廉子文に怒りをぶつけた(写真・AP/アフロ)
男子1000mで接触妨害を受けたオランダの金候補が中国の廉子文に怒りをぶつけた(写真・AP/アフロ)

進路妨害で失格大ブーイング中国選手が「謝ろうとしたが殴られた。公衆の面前でやる必要はない」と“逆ギレ”…5位に終わったオランダ金候補は「五輪の夢をぶち壊された」と激怒

 金メダルを獲得したジョーダン・ストルツ(米国)のコーチ、ボブ・コービーは、その時点で1位だったレース終了直後にベンネマルスの再レースを知ったという。
「このレベルで同じ目標に向かって30分以内にもう一度ピークを作るなんてジョーダンでも無理だった。だから彼にとっても極めて困難だと分かっていた。あの妨害がなければ、彼は確実にメダルを取っていた」
 ライバルの30分以内の再レースに同情を寄せた。
 一方中国メディア「新浪スポーツ」によると、廉子文はレース後にミックスゾーンで悔しさをにじませこう説明した。
「もし彼が自分の横や前に見えていたなら、自分から進路を譲っていた。彼が前にいると分かっていながら、わざと妨害するようなことはしない。どの選手にもそんな悪意はないと信じている。彼がすぐ後ろの非常に近い位置にいるのは感じていたが、自分も全力でカーブを抜けて加速していた。彼が追い上げてきて、自分のブレードを踏んだ形になり、彼は上体を起こし自分もスピードを失った」
 さらに少し間を置き「それでも最終的に自分にペナルティーが科された。なぜなのかは分からない」と失格処分に不満を訴えた。。
 そして廉子文は逆ギレした。
「謝ろうとしたが、彼はとても感情的になっていて、自分を一度殴った。自分が弱いというわけではない。ただ、公衆の面前で感情をぶつける必要はない。気持ちを落ち着ければいいじゃないか」
 ただ「彼に申し訳なく思っている。すべての選手が4年間この日のために準備してきた。五輪は誰にとっても重要で、自分にとっても同じだ」とも付け加えた。
 また中国チームの監督も「廉子文にとっても最悪のレース状況だった。とはいえ彼のミスだ。こういう接触はワールドカップなどでも起こり得る。ただ今回は五輪ですべてのスポットライトが当たっていた。謝罪することしかできない。決して故意ではない」と言い訳をした。
 結果的にチームメイトの寧忠岩が銅メダルを獲得。廉子文が妨害でアシストすることになった。
 ベンネマルスはまだ500mと1500mを控えている。
 オリエ監督は教え子が立ち直ることを願っている。
「今日は最悪の日だ。ほとんど眠れないだろう。でも明日にはまた前を向かなければならない。それは簡単ではない。でも彼は常に勝ちを目指す選手だ。必ず立ち直ると確信している。今回の出来事は本当に悔しい。特に最初のレースがどんな価値を持っていたのか永遠に分からないという点がね。だが私はあれは間違いなくメダルだったと思っている」
 廉子文と再び同じ組でレースをするかどうかは不明だが、因縁は残りそうだ。

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