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すでにスロープスタイルで銀メダルを獲得している米国生まれの中国代表アイリーン・グーが大会運営サイトを猛烈批判(写真・AP/アフロ)
すでにスロープスタイルで銀メダルを獲得している米国生まれの中国代表アイリーン・グーが大会運営サイトを猛烈批判(写真・AP/アフロ)

「本当に不公平」「五輪精神に反している」米国生まれの中国代表アイリーン・グーがフリースタイルスキーの「競技日程問題」で運営のFISを猛烈批判!

 一方のFISの広報担当であるブルーノ・サッシ氏は、「可能な限り最高のトレーニング環境を整えるため、あらゆる努力を行ってきました。しかし今大会でもすでに見られるように、複数の種目や競技に出場する選手にとっては、日程の重複が避けられない場合もあります」と説明している。
 米国生まれのグーは2019年に中国代表を選択して、北京五輪で3つのメダルを獲得するなどしたが、その選択は米国と中国で批判の対象となった。ニューヨークポストによると、その理由は、2025年に2300万ドル(約35億円)を稼いだと報じられ、世界で最も高収入の女性アスリートの一人となったことが明らかになったためだという。
 中国共産党の統制下にある北京市体育局が、グーと、同じく米国生まれで中国代表として今回のフィギュアスケートの女子シングルに出場するビバリー・ジュの2人に対し、合わせて660万ドル(約10億円)を支払う予定だったとの予算報告書が流出した。
 その予算報告書によれば、グーとジュは中国政府から3年間で総額約1400万ドル(約21億4000万円)を受け取る予定で直近の支出は「2026年ミラノ冬季五輪予選で優秀な成績を目指すこと」に対する支払いとされている。
 つまり金のために国籍を売ったとの批判だ。
 ただ女子でただ一人、スロープスタイル、ビッグエア、ハーフパイプの3種目に出場するグーは、こう気持ちを切り替えている。
「3種目に出場する唯一のフリースキーヤーであることを誇りに思います。ベストを尽くすためにここにいます。結果がどうなるか見てみましょう」
 注目のビッグエア決勝は16日(日本時間17日)だ。

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