胸のジッパーを下げただけで1.5億円?!高木美帆の好敵手オランダ金メダリストのレールダムの裏ワザを使った“荒稼ぎ五輪ビジネス”が世界中で話題に
ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子1000m金、500m銀のユッタ・レールダム(27、オランダ)がゴール後に胸のジッパーを開き、契約しているナイキのスポーツ下着を見せた効果で約100万ドル(約1億5400万円)の収入を手にする可能性があることが明らかになった。カナダメディア「トロント・サン」が報じたもので、ドイツや韓国など各国のメディアがこの話題に関心を示した。
五輪ではオフィシャル以外のスポンサー広告は禁止だが…
スピードスケートの女子1000mで高木美帆を破って五輪レコードで金メダルを獲得したレールダム。ゴール後にレーシングスーツのジッパーを下ろして真っ白なスポーツブラを見せ、歓喜の涙を流したシーンは大きなインパクトをもって世界中に報じられた。
だが、その行為がとんでもない副収入を生み出していることが明らかになった。
カナダの「トロント・サン」は「レールダムの最大の“収穫”は、金メダルそのものではないかもしれない。レース後にオレンジのレーシングスーツの前面のジッパーを下ろしただけで、約100万ドル(約1億5400万円)を手にする可能性がある」と報じた。
広告業界の専門家によれば、その瞬間の映像や画像が世界中に拡散、ナイキはフォロワー数が約3億人を超える公式インスタグラムに祝福画像と投稿した。
そのレールダムが宣伝したナイキ製スポーツブラに対しナイキが多額の報酬を支払う可能性があるというのだ。
女性アスリート専門の広告代理店「ブランスリート」創業者のフレデリク・デ・ラート氏は、オランダ紙『AD』に対して「彼女はナイキとの契約で年間、100万ドル(約1億5400万円)を受け取っているはずだ」と断言。
経済誌「クオート」編集長のメインデルト・シュット氏は、インスタのフォロワー1人あたり約1セント(約1.54円)をスポンサー投稿で得られる可能性を指摘した。彼女のインスタフォロワーは620万人を超えていて、ナイキを登場させる投稿1件につき約10万ドル(約1540万円)を得られる計算になるという。
またドイツ紙「ビルド」は、現地で応援にかけつけているレールダムの婚約者のユーチューバーボクサー、ジェイク・ポール(米国)の存在がさらに「収益をはねあげる」と指摘した。
年末にヘビー級の元3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)に6回KO負けして、アゴの骨を叩き折られたが、彼はインスタで2890万人のフォロワーを持ち、そのアカウントにレールダムの投稿が掲載されれば、その波及効果ははかりしれないという。
スポーツブラだけではない。レールダムは号泣したが、その“大粒の歓喜の涙”も広告に活用された。
オランダの小売チェーン「ヘマ」はインスタグラムに次のような広告を投稿した。
「うれし涙でも落ちない、ウォータープルーフ。」
そこにはレールダムの名前はないが、広告契約が見え隠れしているという。

