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  • 衝撃!坂本花織ら担当の有名振付師ブノワ・リショー氏が「何度も“殺す”というメッセージを受け取った」と明かす…13か国16人担当の余波…「一部の日本ファンも悪質なメッセージ」
有名振付師のブノワ・リショー氏(左)に殺害予告が…。カナダのステファン・ゴゴレフの振付も担当した(写真・ロイター/アフロ)
有名振付師のブノワ・リショー氏(左)に殺害予告が…。カナダのステファン・ゴゴレフの振付も担当した(写真・ロイター/アフロ)

衝撃!坂本花織ら担当の有名振付師ブノワ・リショー氏が「何度も“殺す”というメッセージを受け取った」と明かす…13か国16人担当の余波…「一部の日本ファンも悪質なメッセージ」

 マリニンは試合後に自らのSNSに「世界最大の舞台では、最も強そうに見える人でさえ、目に見えない内面の闘いを抱えている」と投稿。
「最高の思い出さえも、周囲の騒音で曇らされる。卑劣で攻撃的なオンライン上の憎悪は心をむしばみ、耐えがたいプレッシャーの中で冷静さを保とうとしても恐怖が闇へと引きずり込む。すべてが積み重なり、映像が目の前を流れ続け、やがて避けられないクラッシュへと至る」と、それらの誹謗中傷メッセージにメンタルをやられ、シングルのフリーで、感じたプレッシャーにつながり、まさかのミスの連発を呼び込んだことを明かしていた。
 リショー氏は、自らの殺害予告を明かした番組内で、そのマリニンについても触れた。
 同氏は五輪の序盤からマリニンの異変を感じ取っていたという。
「(マリニンの8位惨敗には)さまざまな要素があった。率直に言って、それは彼のメンタルヘルスに本当に影響していた。明らかにいつもの彼ではなかった。普段のイリアは、ファイターで、競争を愛する男だ。しかし今回は、大会序盤、団体戦の時点から“そこにいない”状態だったのが分かった」
 SNSの攻撃が、選手の演技やプレーにまで影響を与えているとすれば、これ以上放っておけないだろう。五輪組織委員会は、SNSの誹謗中傷に対する対策を行っているが、とてもフォローしきれていないのが現状だ。
「RMCスポーツ」は「名声の裏で広がる誹謗中傷と精神的重圧――ミラノ・コルティナ五輪の華やかな舞台の陰で、深刻な問題が浮き彫りとなっている」という言葉でこの問題を締めくくっている。

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