フィギュア“大穴”ロシアの18歳ペトロシアンは“最終兵器”の4回転を跳ばない?!事前の申告プログラムに4回転なし…“皇帝”プルシェンコ氏は「2本跳ぶべき」と主張
同メディアは「ペトロシアンに3つの選択肢がある」とした。
一つ目が、このプログラム通り、リスクを避け3回転を主体にノーミスで滑り、後半のポイントが1.1倍となるボーナスゾーンで難度を最大化する方法。ただしこの場合他の選手のミスを待つしかない。
「男子のフリー決勝でイリア・マリニンがミスを続けたような大崩れが起きれば別だが、女子は、ほとんどが3回転と2回転の構成で、男子ほど難度は高くないため大崩れの確率も低い。この戦略は極めて保守的、あるいは消極的とも言える」
同メディアは「これはコーチを務めるエテリ・トゥトベリーゼ陣営の哲学とは相いれない」とし、振付師のダニイル・グレイヘンガウス氏が、「何かで取り返す必要がある」と語り、4回転を1本か2本を検討しているという話を伝えた。
五輪4大会連続のメダリストでトリノ五輪金メダリストの“皇帝”プルシェンコ氏と、ソルトレイク五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏は、「4回転を2本入れるべき」と主張しているという。
残り2つの選択肢は、4回転へのチャレンジで、2本を入れるケース、1本を入れるケースの2通りがある。
同メディアは「理論上2本入れればより高得点を狙える。しかし練習での成功率は約30%前後で、3日間ほぼ同じ水準だった。安定しているとは言えない。現実的には1本に絞る選択肢もある。体力的負担も抑えられ、“ルーレット効果”も減る。コンビネーションにするか単独かは本質的ではない。GOE(出来栄え点)はコンビネーション内で最も高価なジャンプ(この場合4回転トウループ)を基準に計算されるからだ」と説明した。
4回転を使って金メダルを狙う大勝負か、あるいは堅実にメダル獲得の可能性をアップさせる安全策か。
プルシェンコ氏は「現在の状況では、ペトロシャンにとってメダルは、どんな色でも大きな勝利だ」と発言している。

